コレオプシス レッドシフトの育て方/植え付けや株分け、切り戻し、お手入れの仕方など

多年草、宿根草

夏から秋まで、コスモスに似た形のかわいい花を次々と咲かせてくれるコレオプシス レッドシフト。

色合いが独特でおしゃれな上にとても育てやすく、初心者の方にもおすすめのお花です。

今回の記事では、コレオプシス レッドシフトの育て方についてご紹介します。

ふみぽん
ふみぽん

我が家の花壇で、何年も咲いてくれていますよ!手間がかからず、お花も素敵なのでおすすめです!

ちーちゃん
ちーちゃん

手間がかからないのは、助かるのだっぴー

コレオプシス レッドシフトはどんな花でしょう?

スッと伸びた花茎の先に、たくさんのお花を咲かせてくれます。風に揺られて咲く姿は、とても風情があります。和風の庭でも洋風の庭でも、どちらでも合います。

原産地は北アメリカ、メキシコ、中南米などです。

10月上旬の写真です。

一重咲きのコスモスのような形の花で、クリーム色の花びらの中心は、赤紫色に色づいています。

10月末の写真です。赤紫色がずいぶんと広がっています。

秋が深まり、気温が下がって行くにつれて赤紫の色の割合が増えていき、深い赤色の花のように見えてきます。(レッドシフトという名前の通り、クリーム色~赤色へ変わっていきます。)

7月中旬の写真です。よく見ると中心部の下の方が赤紫色になっていますが、夏場は、ほぼ黄色の花です。

おしゃれな色の変化が楽しめる、魅力的なお花です。

よく枝分かれして花数が多く、お花の咲く期間も長いです。また、夏の暑さにも冬の寒さにも強く丈夫ですので、初心者の方でも育てやすいお花です。

ふみぽん
ふみぽん

お花が少なくなる夏場に咲いてくれるのが、嬉しいですね!!

ちーちゃん
ちーちゃん

植えっぱなしでも、毎年お花が楽しめるのだっぴ―

 コレオプシス レッドシフト
科名    キク科
特性    耐寒性多年草
花期    7~11月
草丈    50~80cm
耐寒性      強
耐暑性      強

*もともとコレオプシスというお花は、北アメリカ原産の、オオキンケイギクの仲間です。

(オオキンケイギクは特定外来生物植物で問題になっていて、栽培が禁止されています。)

ちーちゃん
ちーちゃん

コレオプシスが丈夫な訳が、分かったのだっぴ―!オオキンケイギクと違って、栽培しても大丈夫なのだっぴ―!

コレオプシス レッドシフトの育て方は?

適した場所

日当たりと水はけの良い場所が適しています。

風通しが悪いと下葉が枯れたり、株の中心部が腐りやすくなったりしますので、あまり込み過ぎないように気を付けましょう。

少しだけ痩せ地の方が、株が伸びすぎずにコンパクトになります。

夏越し、冬越し

夏の暑い時期にも花が咲き、冬の寒さにも強いですので、特に気を付ける事はありません。

翌年には大株に育ちます。

増やし方

株分けか挿し芽で増やすことが出来ます。

株分け

適期は、3~4月頃です。

生育が旺盛ですので、芽の数が増えて混み合って来たら株分けしましょう。

株分けを行う3日前くらいから、水やりを控えておきましょう。

①株を掘り起こすか、植木鉢から取り出して、根に付いている土を落とします。

②ハサミやカッターなどで、根鉢に切り目を入れたら、芽を傷つけない様に気を付けながら、手で株を割ります。

ふみぽん
ふみぽん

あまり小さく分けると、株の再生に時間がかかってしまいます。3~4芽ずつに分けるのが一般的です。

⓷それぞれの株を植え付けます。

挿し芽

適期は、6月頃です。

①ポットに挿し木用の土か赤玉土を入れて、水で湿らせておきます。

②しっかりした茎を切り取り、2~3節ずつに切り分けます。

③下の節(葉が付いている部分)の周りに付いている葉を取り除きます。残った葉は、半分くらいの大きさにすべてカットして、挿し穂を作ります。

④葉を取り除いた下の節が、土の中に隠れるように、赤玉土または挿し木用の土に挿します。

④優しい水流で水やりします。

*発根するまでは、明るい日陰で土が乾かないように管理します。

植え付け

市販の苗を購入した場合には、早めに植え付けましょう。

地植えの場合

①植え付ける場所の土に、堆肥や腐葉土を混ぜて良く耕しておきます。元肥の緩効性肥料も混ぜておきましょう。

②植え穴を掘り、ポットから取り出した苗を入れて高さを調節します。

⓷周りにも土を入れたら、土の表面を手のひらで軽く押さえます。

④たっぷりと水やりします。

鉢植えの場合

①植木鉢の底に、1.5cm位の高さまで鉢底石を敷きます。鉢底石は、まとめてネットに入れておくと扱いやすいです。

②鉢底石の上に、鉢の高さの3分の1位の所まで土を入れます。元肥の緩効性肥料も混ぜておきましょう。

土は市販の草花用培養土か、赤玉土7:腐葉土3で配合した土で大丈夫です。

⓷土の上に、ポットから取り出した苗を置いて、高さを調節します。

鉢の縁から1.5cm位下に、苗を植えた土の表面が来るように、ウオータースペースを空けておきましょう。

④周りにも隙間のないように土を入れたら、土の表面を手のひらで軽く押さえます。

⑤鉢底から流れるくらい、たっぷりと水やりします。

植え替え

地植えの場合・・・毎年植え替える必要はありません。株が混み合って来たら、株分けを兼ねて植え替えましょう。

鉢植えの場合・・・鉢底から根が出てくるようなら、植え替えのサインです。一回り大きな鉢に植え替えるか、株分けをして植え替えましょう。

水やり

根腐れの原因になりますので、水のやり過ぎには気をつけましょう。

地植えの場合・・・根付くまでは、土の表面が乾いたらたっぷりと水やりします。その後の水やりはほとんど不要ですが、何日も雨が降らず乾燥が続く場合には、たっぷりと水やりします。

鉢植えの場合・・・土の表面が乾いたらたっぷりと水やりします。

肥料

荒れたやせ地でも育つほど丈夫ですので、あまり多くの肥料を必要としません

植えつける時に、元肥の緩効性肥料を施します。

その後は、春と秋に少量の置き肥をするか、花が咲いている期間に、2週間に一度程度ごく薄めた液肥を施すようにすると、花付きが良くなります。

ちーちゃん
ちーちゃん

肥料をやり過ぎると、徒長(ヒョロヒョロと草丈が伸びる)して倒れやすくなるので気を付けるのだっぴ―!

病害虫

うどん粉病 

株全体に白い粉をまぶしたようなカビが付くことがあります。

日当たりや風通しが悪いと発生します。薬剤を撒くか、水で薄めた重曹や酢をスプレーします。

鉢植えで育てている場合には、風通しの良い場所に移動させると良いでしょう。

天然成分のスプレーと薬剤です↓

必要な作業

花がら(咲き終わった花)摘み

花がらはこまめに摘み取りましょう。また次々とお花を咲かせてくれます。

切り戻し

枝が混み合って来たら、花が一段落した頃(7月中旬頃)に、草丈の半分くらいの所で切り戻しをすると、また枝が伸びて花を咲かせてくれます。蒸れを防いで病害虫の予防にもなります。

また草丈が伸び過ぎてきた場合には、春の開花前に、株元から10cm位上の所で切り戻しておくと、低い位置でお花が咲きます。

枯れた葉摘み

枯れた下葉などは、こまめに取り除くようにしましょう。風通しが良くなり、病害虫の予防になります。

まとめ

コレオプシス レッドシフトは、長い期間花を咲かせ続けてくれて、花色の変化が楽しめる素敵な花です。夏に黄色く咲いた花が、秋にはグッと深みのある赤紫色で咲きますので、育てていると季節の移り変わりを感じることが出来ます。また、丈夫で育てやすく、毎年咲いてくれますので、初心者の方でも安心して育てる事が出来ます。おすすめのお花ですので、ぜひ育ててみて下さいね!

コレオプシス レッドシフト栽培のポイントは、、、

  • 日当たりと風通しの良い場所で
  • 適宜、切り戻して
  • 花がらをこまめに摘んで
10月下旬頃です。かなり赤紫色が広がっています。
ふみぽん
ふみぽん

あなたのお庭やベランダに、たくさんのコレオプシス レッドシフトのお花が咲きます様に。

たくさんのお花を咲かせてくれます。秋に、ケイトウやアスター、ペンタスなどの咲く花壇に植えています。
ちーちゃん
ちーちゃん

素敵なお花が沢山咲くのが、楽しみだなっぴー!

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