春の訪れを告げるように、かわいいお花を咲かせてくれるチオノドクサ。
星形の小さめのお花を、低めの草丈で咲かせてくれます。
今回の記事では、チオノドクサの植え付けやお手入れの仕方、花後の管理などについてご紹介します。
チオノドクサは、どんな花でしょう?
早い場合には、雪解けとともに開花し、まだお花の少ない早春の花壇を素敵に彩ってくれます。原産地はクレタ島、キプロス島、トルコで、高山植物に分類されます。

スッと立ち上がった花茎の先に、星形の小さなお花を、いくつか咲かせてくれます。花色は、青、紫、白、ピンクなどがあります。葉は細長く伸びますので、楚々とした自然な雰囲気がします。
草丈は15cm程度までと、低めでコンパクトな草姿ですので、花壇では前方に植えるとよいでしょう。たくさんの株を群生させても、見ごたえがあります。

寒さには強く、植えっぱなしでも毎年忘れずにお花を咲かせてくれます。手間もほとんどかかりませんので、初心者の方でも育てやすいお花です。
高山植物ですので、寒冷な地域の方が育てやすく、株も良く増えます。寒さには強いですので、花は霜に当たっても大丈夫です。

「チオノドクサ」は和名だと思っていたのですが、学名の「Chionodoxa」をそのまま日本語読みにしたものだそうですよ!

和名は、「ユキゲユリ(雪解百合)」だっぴ―!
チオノドクサ |
科名 ユリ科 |
特性 秋植え球根 |
花期 2月中旬~4月中旬 |
草丈 10~15cm |
耐寒性 強 耐暑性 普通 |
チオノドクサの育て方は?
適した場所
日当たりと水はけの良い場所が適しています。
花が咲いている期間には良く日が当たり、夏の間は日陰になる落葉樹の下などが良いです。
温暖な地域では、特に水はけを良くしておきましょう。
夏越し
鉢植えで育てている場合は、夏の時期には、風通しの良い涼しい場所に移動させましょう。
夏の間は、地上部が枯れて休眠していますので、水やりはしなくても大丈夫です。
冬越し
寒さには強いですので、特に対策をしなくても大丈夫です。
増やし方
球根植物ですので、分球で増えます。
種まきもできますが(秋にまくか、取りまき)、花が咲くまで3~4年ほどかかってしまいます。分球で増やすのが一般的です。
植え付け
適期は秋(10~11月頃)です。
秋に出回る球根を購入し、植え付けましょう。
芽出し苗を購入した場合には、根鉢を崩さずに早めに植え付けましょう。
地植えの場合

落葉樹の下や、夏の間は他の草花が茂って日陰になる場所を選んで植え付けましょう。
①植え付ける場所の土に、堆肥や腐葉土を混ぜて良く耕しておきます。軽石や川砂などを混ぜて、さらに水はけを良くしてもよいです。元肥の緩効性肥料も、少量施しておきましょう。
②球根の植え付け・・・球根の上に土が5cm程度かぶる深さに埋めます。球根と球根の間は、狭くても(5cm程度)大丈夫です。

多少密に植える方が、華やかになるのだっぴ―!
芽出し苗の植え付け・・・植え穴を掘り、ポットから取り出した苗を入れて、高さを調整します。根鉢は崩さずに植え付けましょう。
⓷球根の上または苗の周りに土を入れたら、土の表面を手のひらで軽く押さえます。
④たっぷりと水やりします。
鉢植えの場合
①植木鉢の底に、1.5cm位の高さまで鉢底石を敷きます。鉢底石はネットに入れておくと、植え替えの時に扱いやすいです。
②鉢底石の上に土を、鉢の高さの3分の1くらいまで入れます。元肥の緩効性肥料も少量施しておきましょう。
土は、水はけの良いものが適しています。市販の草花用培養土か山野草の土又は、赤玉土7:腐葉土4で配合した土に川砂や軽石小粒を混ぜた土でも良いです。
⓷球根の植え付け・・・球根の上に土が1~2cm程度かぶる深さに埋めます。球根と球根の間は狭くても大丈夫です。4号鉢(直径約12cm)に5球くらいが目安です。

少し密植気味にした方が、お花が咲いた時の見栄えが良いですよ!
芽出し苗の植え付け・・・ポットから取り出した苗を、土の上に置いて高さを調整します。根鉢は崩さないようにしましょう。鉢の縁から1.5cm位下に苗を植えた土の表面が、来るようにウォータースペースを空けておきます。
④球根の上または苗の周りにも土を入れたら、土の表面を手のひらで軽く押さえます。
⑤鉢底から流れるくらい、たっぷりと水やりします。
植え替え
適期は、9月下旬~11月頃です。
地植えの場合・・・数年間は、植えっぱなしで大丈夫です。数年経って株がこみ合って来たら、球根を掘り上げて分球し、植え替えると良いでしょう。
鉢植えの場合・・・1~2年に一度、植え替えましょう。
水やり
水を与えすぎると、球根が腐ってしまいますので気を付けましょう。
地植えの場合・・・ほとんど水やりの必要はありません。何日も雨が降らず乾燥が続く場合には、たっぷりと水やりしましょう。
鉢植えの場合・・・土の表面が乾いたら、鉢底から流れるくらいたっぷりと水やりします。

夏の休眠中は、水やりはしなくても大丈夫だっぴ―!
肥料
植え付けの時に、元肥の緩効性肥料を少量施しておきましょう。
地植えの場合・・・植え付けた時の元肥で十分育ちますので、その後の肥料は、ほとんど施さなくても大丈夫です。
鉢植えの場合・・・芽が出始めた時(2月下旬頃)と開花直後(4月下旬)に規定量よりさらに薄めた液肥を追肥しましょう。
病害虫
ほとんど病害虫の被害はありません。

何年も育てていますが、今まで被害が無いですよ。育てやすいです。
その他必要な作業
花がら(咲き終わった花)摘み
球根を太らせるために、花が終わったら早めに花がらを摘み取ります。花首の下の所で切り取っておきましょう。

残った葉は、枯れるまでそのままにしておきましょう。葉にしっかりと日光を当てて光合成させると、球根が太りますよ!
種を採る場合は、花がらは摘まずにそのままにしておきましょう。茶色く枯れてきたら、収穫します。種はそのまま、取りまき(採種してすぐにまく)にしても良いです。秋にまく場合には、種まきの時期まで冷暗所で保管しておきましょう。
球根の掘り上げ
球根は乾燥に弱いですので、掘り上げて保管するよりも、植えっぱなしにしておいた方が良いです。
どうしても掘り上げる場合には、地上部が枯れる頃(5月~6月頃)に掘り上げましょう。
まとめ
チオノドクサは、育てやすい高山植物です。わが家でも毎年、早春にお花を咲かせてくれます。少し控えめな、楚々とした雰囲気のお花は、とても可憐でかわいらしいです。植えっぱなしでも、ほとんど手間がかかりませんので、初心者の方でも大丈夫です。ぜひ育ててみて下さいね。おすすめです!
チオノドクサの育て方のポイントは・・・
- 日当たりと水はけの良い場所で
- 水のやり過ぎに気を付けて
- 花後に採種しない場合は、花がらを早めに摘んで


あなたのお庭やベランダに、チオノドクサのお花がたくさん咲きます様に。


かわいいお花がたくさん咲くのが、楽しみだなっぴー!!
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