ラナンキュラスの育て方/球根の植え付けや増やし方、お手入れの仕方など

球根植物

花びらを幾重にも重ねて、美しいお花を咲かせてくれるラナンキュラス。

とても豪華で、見ごたえがあるお花です。

今回の記事では、ラナンキュラスの育て方、球根の植え付けやお手入れの仕方などについてご紹介します。

ラナンキュラスはどんな花でしょう?

茂った葉の間から花茎をスッと伸ばして、先に薄い花びらが重なり合った、ボリュームのある鮮やかなお花を咲かせてくれます。一つの株からいくつかのお花が咲きますので、長い期間お花を楽しむ事が出来ます。

花びらの枚数が多くて、とてもかわいいお花ですよ!

原産地は、西アジアから地中海沿岸地域の球根植物です。秋に球根を植え付けると、春(3月~5月頃)にお花を咲かせてくれます。開花株や苗も流通しています。

お花の大きさは品種によって大小あり(花径4~10cm)、草丈の高さも高低さまざまですので、植え付ける場所に合わせた品種を選ぶと良いです。花色は、ピンク、赤、白、黄、オレンジなどの単色のものや、花びらが覆輪のもの等もあります。

白花も清楚だけれどボリュームがあり、素敵です!

毎年のように新しい品種が作出されていて、香りのある品種や花の形が違っているもの等もあります。

華やかなお花は、春のお庭を豪華に彩ってくれます。花壇に群植させてみたり、大きめのコンテナにまとめて植えてみたりすると、とても見ごたえがあり、素敵な景色になります。

秋から春にかけての期間に生育して、高温になる夏場は休眠します。

ちーちゃん
ちーちゃん

原産地が地中海性気候の乾燥した地域の植物なのだっぴー。なので過湿は苦手なのだっぴー。

ふみぽん
ふみぽん

球根は乾燥していますので、植え付ける時に給水させますよ。植え付けの所で詳しく説明しますね。

     ラナンキュラス
科名   キンポウゲ科
特性   秋植え球根植物
花期   3月中旬~5月 
草丈   20~60cm 
耐寒性    中
耐暑性    弱(夏場は休眠)

*ラナンキュラスの球根は、花後に掘り上げるのが一般的です。ラナンキュラス・ラックスという品種は植えっぱなしでも毎年咲きます。

ラナンキュラス・ラックスの育て方については、こちらの記事を参考にして下さい↓

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ラナンキュラスの育て方は?

適した場所

日当たりと水はけの良い場所が適しています。

夏越し

夏場は、地上部が枯れて休眠します。

お花が咲き終わった後に、地上部が枯れて来たら球根を掘り上げましょう。ネットなどに入れて、夏の間は風通しの良い、涼しい日陰に吊るしておきましょう。

冬越し

冬の間は、ゆっくりとしたペースで葉を広げながら生育します。

耐寒性はあまり強くないですので(-3℃程度)、寒さの厳しくなる時期には霜には当てないように気をつけましょう。藁や腐葉土などで霜よけしておく等、防寒対策をしておく方が安心です。

寒冷な地域で育てている場合や、気温が低く冷え込む夜間は、鉢植えは軒下等に移動させるか、寒冷紗などをかぶせておきましょう。

ふみぽん
ふみぽん

球根は寒さに当たることで、花芽が作られますよ。霜に当てないように注意しながら戸外で育てましょう。

冬に開花株を購入した場合は、軒下などの霜の当たらない場所で管理しましょう。室内の日当たりの良い窓辺などでも育てることが出来ますが、天気の良い暖かい日には戸外に出しましょう。

増やし方

分球で増やすことが出来ます。

分球

適期は、5~6月頃です。

葉が枯れて来たら球根を掘り上げますが、その時に球根を軽く洗って、分球しましょう。

植え付け

苗や開花株の植え付け

開花株を購入する場合は、全体的にがっしりとしていて蕾が多く、葉が綺麗なものを選びましょう。

ちーちゃん
ちーちゃん

地植えにする場合は、霜の降りる時期はやめておくのだっぴー。春に暖かくなってから植え付けるのだっぴー。

①植え付けの2週間くらい前に、植え付ける場所の土に、苦土石灰を混ぜて良く耕しておきます。堆肥や腐葉土なども一緒に混ぜておきます。さらに水はけを良くするために軽石小粒や川砂などを混ぜても良いです。

ふみぽん
ふみぽん

苦土石灰は、植え付ける場所の土の表面が、全体的に白っぽくなるくらいの量をまいています。

②植え穴を掘り、ポットから取り出した苗を入れて高さを調整します。元肥の緩効性肥料を土に混ぜておきましょう。根鉢は崩さないようにしましょう。

③周りにも土を入れたら、土の表面を手のひらで軽く押さえておきます。

④優しい水流でたっぷりと水やりします。

球根の植え付け

適期は、11~12月頃です。気温が高く雨の多い時期に植え付けると、球根が腐ってしまいますので、涼しくなってから植え付けましょう。

ふみぽん
ふみぽん

ラナンキュラスの球根は乾燥していますので、そのまま植え付けると急に水を吸収してしまい、腐ってしまう事があります。ですので、少し湿った砂やミズゴケなどに浅く埋めて、水分を少しずつ吸収させるようにします。

私は、花壇や植木鉢の少し湿った土の上に、一週間くらい軽く埋めて給水させています。

空いたスベースに軽く埋めて給水させています。

地植えの場合

①植え付けの2週間くらい前に、植え付ける場所の土に、苦土石灰を混ぜて良く耕しておきます。堆肥や腐葉土も一緒に混ぜておきましょう。水はけを良くするために、軽石小粒や川砂などを混ぜても良いです。

②給水させた球根を植え付けます。球根と球根の間は15cm位、深さ2~3cm(深く植え過ぎないようにします)が目安です。元肥の緩効性肥料を土に混ぜておきましょう。

③球根の上に土をかぶせたら、土の表面を手のひらで軽く押さえておきます。

④優しい水流でたっぷりと水やりします。

鉢植えの場合

①植木鉢の底に、1.5cm位の高さまで鉢底石を敷きます。

②鉢底石の上に、鉢の高さの4分の3くらいの場所まで土を入れます。元肥の緩効性肥料を土に混ぜておきましょう。

土は水はけが良く、有機質に富んだものが適しています。市販の草花用培養土か球根の土、赤玉土小粒5:腐葉土3:酸度調整済みピートモス2で配合した土でも大丈夫です。酸性の土を嫌がりますので、苦土石灰を少量混ぜておきます。

③土の上に球根を並べます。球根の上に2cmくらいの土がかぶるように高さを調整します。

鉢の縁ぎりぎりまで土を入れるのではなく、鉢の縁から1.5cm位下に、球根を植えた時の土の表面が来るようにウォータースペースをあけておきます。

④球根の上に、2cm程度土をかぶせたら、土の表面を手のひらで軽く押さえておきます。

⑤鉢底から流れるくらいたっぷりと水やりします。

植え替え

根詰まりを起こすと、葉が黄色く変色して来ます。その場合は、一回り大きな鉢に、根鉢を崩さず植え替えましょう。

水やり

過湿を嫌がりますので、水のやり過ぎに気を付けて乾燥気味に育てましょう。

土の表面が乾いたら、たっぷりと水やりします。

鉢植えの場合は、土が乾き過ぎると根の張りが悪くなってしまいますので、まだ葉があまり出ていない時期でも忘れずに水やりしましょう。

ちーちゃん
ちーちゃん

花が終わった後に、葉が黄色く変色してきたら、水やりを少なくするのだっぴー。全部の葉が黄色くなったら、水やりをストップするのだっぴー。

肥料

植え付けの時に、元肥の緩効性肥料を土に混ぜておきましょう。

その後の追肥は、葉が茂って来たら(植え付けの1か月後~3月の期間)、緩効性化成肥料を株元に施しましょう。葉が緑色の間は、月に2~3回程度薄めた液肥を水やり代わりに施しましょう。

ちーちゃん
ちーちゃん

長く肥料を施し過ぎると、球根が腐りやすくなってしまうのだっぴー。追肥は3月末で止めるのだっぴー。

病害虫

灰色カビ病 

葉や花びらに、褐色のシミが出来て広がり、株が腐ってしまう病気です。散った花びらをそのままにしておくと病気が発生することがありますので、こまめに取り除きましょう。

うどん粉病

葉や茎に白い粉をまぶしたような菌が付きます。風通しの良い場所で育てて病気を予防しますが、かかってしまった場合は、病気の部分を取り除いて、殺菌剤などを散布しておきましょう。

アブラムシ

新芽や蕾に付いて汁を吸い、株を弱らせてしまいます。見つけ次第、手で取り除きましょう。

ハモグリバエ

幼虫が葉に潜り込んで、白い筋を描きながら食害します。白っぽい跡をたどった先を指で潰しておきましょう。葉を摘んでしまっても良いです。被害が大きい場合は、薬剤を散布しておいても良いです。

ふみぽん
ふみぽん

我が家では、ハモグリバエの被害が多いですよ。

必要な作業

花がら摘み

花びらが葉の上に落ちると、腐って灰色カビ病が発生することがあります。お花が終わったら早めに花茎を株元の所でカットしておきましょう。

球根の掘り上げ

適期は5~6月頃です。

ちーちゃん
ちーちゃん

花が終わった後も、葉を良く日に当てて育てて、球根を太らせるのだっぴー!

葉が黄色くなってきたら、水やりを徐々に少なくしていきます。葉が黄色くなったら水やりを止めて土を乾かします。葉が完全に枯れたら、晴天が続いて土が乾いている時に掘り上げましょう。掘り上げた球根はネットなどに入れて、風通しの良い日陰で吊るしておきましょう。

ふみぽん
ふみぽん

球根を植えっぱなしにしていると、土の中で腐ってしまい翌年はお花が咲きません。

掘り上げたものを給水させて秋にまた植え付けると、お花を咲かせてくれますよ。ですがその場合は、前の年より少し小ぶりなお花になってしまう事が多いです。

私は、掘り上げた球根を秋にまた植えていますが、新しい球根も買い足しています。

その他

・枯れた葉などは、こまめに取り除いておきましょう。蒸れを防いで風通し良く育てることが出来ます。

・開花中に雨に当たると花が傷みやすいですので、鉢植えで育てている場合には、雨の当たらない軒下などに移動させましょう。綺麗なお花を長く楽しむ事が出来ます。

・切り花にしてお部屋に飾っても良いです。割と花持ちが良いですので、美しいお花を長く楽しむ事が出来ます。

まとめ

ラナンキュラスは、幾重にも花びらが重なった、とても素敵なお花を咲かせてくれます。我が家の春の花壇には欠かせないお花です。私は花壇で、単色の品種を球根から育てることが多いです。春にたくさんのお花を咲かせてくれると、本当にとても豪華な景色になります。かわいいのでおすすめです。ぜひ育ててみて下さいね!

ラナンキュラスの育て方のポイントは・・・

  • 日当たりと水はけの良い場所で
  • 球根はゆっくりと給水させて
  • 水のやり過ぎには気を付けて、乾燥気味で管理して
華やかなお花は、花壇の主役です。
ふみぽん
ふみぽん

あなたのお庭やベランダに、たくさんのラナンキュラスのお花が咲きます様に。

ミックスの球根を植えていますので、毎年色合いが違っていて楽しいです。
ちーちゃん
ちーちゃん

かわいいお花がたくさん咲くのが、楽しみだなっぴー

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