カスミソウの育て方/植え付けや種まき、お手入れの仕方など

一、二年草

ふわふわとした可憐な小花を、無数に咲かせてくれるカスミソウ。

他の草花との相性が良く、花束などにも良く利用されるお花です。

今回の記事では、カスミソウの育て方、植え付けや種まき、お手入れの仕方などについてご紹介します。

カスミソウはどんな花でしょう?

スッと伸ばした花茎に、小さくて可愛いお花をたくさん咲かせてくれます。花色は、白やピンクがあります。お花の形や咲き方も様々で、一重咲きや八重咲きがあります。

草丈が60~70cmの、宿根草タイプのカスミソウです。私は毎年、白花を育てています。手前の赤いお花は、ゲウムです。

原産地は、地中海沿岸からアジアにかけての地域に広く分布しています。原種は、草丈が1メートル以上の白花で、125種類程度あります。

カスミソウには、一年草タイプと宿根草タイプがあります。一年草タイプは草丈が低いですので、花壇や植木鉢などで育てやすく、宿根草タイプは、草丈が高いですので、切り花等に利用されます。

可愛い小花は、他の様々な草花と相性が良いですので、花壇や植木鉢で組み合わせて育てると、とても素敵な景色になります。

左手前がカスミソウです。カスミソウに囲まれて、赤いお花が引き立ちます。ピンクの小花はシレネ、右下の白花はオルレアです。

切り花は、花束に欠かせないお花として利用されることが多いです。他の草花と一緒に束ねると、グッと優しい雰囲気になりますし、カスミソウだけの花束も可愛らしく人気があります。

また、ドライフラワーにしておくと、室内で長くお花を楽しむことも出来ます。

ふみぽん
ふみぽん

たくさんのカスミソウが満開になると、霞のように見えることから「カスミソウ」と名付けられたそうですよ。

ちーちゃん
ちーちゃん

草丈が1メートル以上になるものや、10~15cm位の矮性種、グラウンドカバーにもなる「カーペットカスミソウ」という品種もあるのだっぴー。植え付ける場所に合わせた品種を選ぶと良いのだっぴー。

       カスミソウ      
科名   ナデシコ科
特性   一年草、宿根草
花期   5~7月
草丈   10~100cm(品種による)
耐寒性    強
耐暑性   やや弱

カスミソウの育て方は?

適した場所

日当たりと風通し、水はけの良い場所が適しています。

夏越し

いずれの品種も、高温多湿の環境は苦手です。水はけの良い場所に植え付けましょう。

梅雨の時期から真夏にかけての期間は、明るく涼しい日陰か、雨の当たらない屋内の日の当たる場所に移動させましょう。

寒冷な地域では地植えでも大丈夫ですが、温暖な地域では鉢植えで育てるほうが無難です。

ふみぽん
ふみぽん

温暖な地域の我が家では、宿根タイプのカスミソウを、一年草として毎年育てています。秋に種まきをして、夏前まで花壇で地植えにしています。

ちーちゃん
ちーちゃん

カスミソウは、一日に12時間以上日光に当てないと、お花が咲きにくくなるのだっぴー。お日さまにしっかりと当てて育てるのだっぴー。

冬越し

寒さには強いですので、特別な防寒対策は必要ありません。

宿根草のカスミソウは、お花が咲き終わったら、株元でカットしておきましょう。冬は地上部が枯れて無くなりますが、春になるとまた芽吹いてきます。

増やし方

種まきと挿し芽で増やす事が出来ます。

種まき

ふみぽん
ふみぽん

小さな種です。こぼれ種でも育つ品種もあります。私が毎年育てている宿根草タイプのカスミソウも、種まきから育てるのは割と容易ですよ。

適期は、秋(9~10月頃)です。春まきにする場合は、気温が20度前後になったら(3月下旬頃)種まきしましょう。

①底に穴の開いたトレーなどに、種まき用の土を入れて水で湿らせておきます。土は新しいものを使いましょう。

②土の上に、まばらに散らばるように種をまいたら、種が少し見える程度に薄く土をかぶせます(覆土)。土の表面を手のひらで軽く押さえておきましょう。

③種が流れないように、優しい水流でたっぷりと水やりします。

ふみぽん
ふみぽん

霧吹きを使って水やりしても良いですね。

*発芽するまでは土を乾かさないように、明るい日陰で管理します。本葉が2~3枚程度出て来たら、ポットに移植して育てましょう。

ちーちゃん
ちーちゃん

最初からポットに種まきして、間引きながら育てても良いのだっぴー。

ふみぽん
ふみぽん

私は、ポットに種まきする場合は、草花用の培養土を3分の2くらいの高さまで入れた上に、種まき用の土を1.5cm程度入れて(土を2層にして)種まきしていますよ!

発芽したら、適宜間引きながら育てます。

挿し芽

ちーちゃん
ちーちゃん

多年草タイプのカスミソウは、挿し芽が出来るのだっぴー。

適期は春、(3~5月頃)と秋(9~10月頃)です。

①ポットに挿し木用の土か赤玉土を入れて、水で湿らせておきます。土は、新しいものを使いましょう。

②しっかりとした新芽の先を、3~5cm程度の長さに切ります。下の方に付いている葉を取り除き、残った葉は半分くらいの大きさにカットして挿し穂を作ります。

③挿し穂の、葉を取り除いた下の部分が土の中に隠れるように、ポットの土に挿し穂をさします。

④優しい水流で、たっぷりと水やりします。

*発根するまでは、土を乾かさないように明るい日陰で管理します。本葉が4~5枚程度出て来て、ポットの土に根が回ってきたら、花壇や植木鉢に定植しましょう。

植え付け

適期は、2~4月頃と10~11月頃です。

市販の苗を選ぶ場合は、株元のぐらつきがなくがっしりとしていて、葉が綺麗なものを選びましょう。品種によって草丈がかなり異なりますので、植え付ける場所に合わせた品種を選びましょう。

地植えの場合

①植え付けの2週間くらい前に、植え付ける場所の土に苦土石灰を混ぜて良く耕しておきます。堆肥や腐葉土なども一緒に混ぜておきましょう。

ちーちゃん
ちーちゃん

アルカリ性の土を好むのだっぴー。

ふみぽん
ふみぽん

苦土石灰は、土の表面が全体的に白っぽくなるくらいの量をまいています。

②植え穴を掘り、ポットから取り出した苗を入れて高さを調整します。元肥の緩効性肥料を、土に混ぜておきましょう。

ちーちゃん
ちーちゃん

直根性なので、根鉢を崩さないようにして植え付けるのだっぴー。

過湿が苦手なので、深く植え過ぎないように気をつけるのだっぴー。

③周りにも土を入れたら、土の表面を手のひらで軽く押さえておきます。

④優しい水流で、たっぷりと水やりします。

*他の植物との間は、30cm程度あけるようにしましょう。

ふみぽん
ふみぽん

過湿を防ぐために、盛土をして、周りの草花よりも少し高い位置で植え付けても良いですね。

鉢植えの場合

①植木鉢の底に、1.5cm位の高さまで鉢底石を敷きます。

②鉢底石の上に鉢の高さの3分の1位の所まで土を入れます。元肥の緩効性肥料を土に混ぜておきましょう。少量の石灰も土に混ぜておきましょう。

土は、水はけと水持ちの良いものが適しています。市販の草花用培養土か、赤玉土中粒5:腐葉土3:酸度調整済みピートモス2で配合した土でも大丈夫です。

③土の上にポットから取り出した苗を入れて、高さを調整します。根鉢は崩さないように、また深植えにならないように気をつけましょう。

鉢の縁ぎりぎりまで土を入れるのではなく、鉢の縁から1.5cm位下に苗を植えた時の土の表面が来るようにウォータースペースをあけておきます。

④周りにも土を入れたら、土の表面を手のひらで軽く押さえておきます。

⑤鉢底から流れるくらい、たっぷりと水やりします。

植え替え

直根性で移植を嫌がりますので、植え替えはしないようにします。

水やり

乾燥には強く過湿は苦手ですので、水のやり過ぎに気を付けましょう。

地植えの場合・・・根付くまでは、土の表面が乾いたらたっぷりと水やりします。根付いた後は、特に水やりの必要はありませんが、何日も雨が降らず乾燥が続く場合は水やりします。

鉢植えの場合・・・土の表面が乾いたら、鉢底から流れるくらい、たっぷりと水やりします。

冬場は、地上部が枯れて無くなりますので、水やりの回数を減らしましょう。月に数回、少し湿る程度の水やりで大丈夫です。

ちーちゃん
ちーちゃん

過湿になると、株が蒸れて立枯れしたり根腐れしたりするのだっぴー。水のやり過ぎには、十分に気を付けるのだっぴー。

肥料

痩せた土でも育つくらいですので、肥料はほとんど必要ありません。

植え付けの時に、元肥の緩効性肥料を土に混ぜておきましょう。

その後の追肥は、一年草タイプは春(3~5月頃)に、宿根草タイプは、春と秋(10~11月頃)に少量の緩効性化成肥料を株元に施します。

病害虫

立枯病 

急に株全体や地際の茎が黒っぽくなり、枯れてしまう病気です。気温が高くなると発生しやすいです。風通し良く育てて予防しましょう。

アブラムシ

新芽や蕾に付いて汁を吸い、株を弱らせてしまいます。見つけ次第、手で取り除きましょう。

ハダニ

葉の裏側に寄生して汁を吸い、葉をカスリ状にしてしまいます。水やりの時に、葉裏に水をかけると発生を抑えることが出来ます。

まくだけなので簡単です↓

天然成分のスプレーです↓

必要な作業

花茎切り

花茎のお花が咲き終わったら(5~7月頃)、株元の所でカットしておきましょう。

採種(種とり)

お花が終わった後に、何本か花茎を残しておきます。出来た実が茶色く乾燥してきたら、種を収穫しましょう。種は紙袋などに入れて、次の種まきの時期まで冷暗所で保管しましょう。

支柱立て

草丈が高くなる品種の場合は、支柱を立てて支えておきます。

摘心

新芽が出て来たら(3月頃)、先を軽くカット(摘心)しておきましょう。枝数が増え、たくさんのお花を咲かせてくれます。

収穫

切り花にしてお部屋に飾ったり、逆さに吊るしてドライフラワーにしてみたりと楽しむ事ができます。

まとめ

カスミソウは、とても可愛らしい小花を無数に咲かせてくれます。私は、花壇で他の草花と組み合わせて植えるのが好きで、ほぼ毎年、種から育てています。ふわっとした優しい雰囲気のお花は、印象の強い草花を和らげてくれるだけでなく、たくさんのお花を咲かせてくれますので、とても豪華な咲き姿です。花壇で素敵な景色を作ってくれますので、我が家では、春の花壇に欠かせないお花の一つです。ぜひ育ててみて下さいね。おすすめです!

カスミソウの育て方のポイントは・・・

  • 日当たりと風通し、水はけの良い場所で
  • 夏の高温多湿の環境に気をつけて
  • 水のやり過ぎに気を付けて、過湿にならないように
バラとの相性がとて良いです。手前の小花がカスミソウです。ぼんやりとかすんでますね(笑)
ふみぽん
ふみぽん

あなたのお庭やベランダに、たくさんのカスミソウのお花が咲きます様に。

春の花壇は、白いお花のおかけでバランスが良くなります。左手前からカモミール、カスミソウ、リクニス、ゲウム(赤花)、ゲウムの後ろにもカスミソウです。白い大きめのお花は、オルレア、ピンクの小花はシレネです。
ちーちゃん
ちーちゃん

かわいい小花がたくさん咲くのが、楽しみだなっぴー!

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