夏の暑さや乾燥にとても強く、元気にお花を咲かせてくれるニチニチソウ(日々草)。
お花の咲く期間も長いですので、夏の花壇に最適です。
今回の記事では、ニチニチソウ(日々草)の育て方、植え付けや増やし方、お手入れの仕方などについてご紹介します。
ニチニチソウ(日々草)はどんな花でしょう?
花茎を伸ばして、たくさんのお花を咲かせてくれます。花径は3~5cm程度で、5枚の花びらは平らに上を向いて開きます。花色は、ピンク、白、赤、紫などがあり、中心だけ色が違うものもあります。葉は長めの楕円形で、ツヤがあります。

近年では品種改良が進み、さまざまな咲き方のものが流通しています。また、小さなお花が咲くものや、高性のものもあります。
別名は、「日々花」です。初夏から晩秋までの長い期間、次々とお花が咲く様子から日々草と名付けられました。

マダガスカルを中心とする熱帯~亜熱帯の地域が原産地ですので、暑さや乾燥にはとても強いです。
本来は多年草なのですが、日本の冬の寒さに耐えることができませんので、日本では一年草扱いとなります。
初心者の方でも、とても育てやすいお花です。

真夏に、街角の花壇などに植え付けられているのを良く目にしますよ。

丈夫で夏の日差しにも、乾燥にも強いのだっぴー!
| ニチニチソウ(日々草) |
| 科名 キョウチクトウ科 |
| 特性 非耐寒性一年草 |
| 花期 5~11月 |
| 草丈 30~60cm程度 |
| 耐寒性 弱 耐暑性 強 |
ニチニチソウ(日々草)の育て方は?
適した場所
日当たりと風通し、水はけの良い場所が適しています。
日当たりが良くないと、花付きが悪くなってしまいます。
夏越し
夏の暑さには強いですので、特別な夏越しの対策は必要ありません。
冬越し
冬の寒さには弱く、寒くなる前には枯れてしまいます。
増やし方
種まきで増やすことが出来ます。
種まき
適期は、5~6月頃です。発芽適温は20℃以上ですので、十分に暖かくなってから種まきしましょう。
①底に穴の開いたトレーなどに、種まき用の土を入れたら、水で湿らせておきます。
ポットにまく場合は、ポットの3分の2くらいのところまで草花用培養土を入れて、その上に2cmくらい、種まき用の土を入れて(土を2層にして)水で湿らせておきます。
どちらの場合も、土は新しいものを使いましょう。
②トレーなどにまく場合は、土の上にまばらに散らばる様に種をまいたら、土をしっかりとかぶせましょう。土の表面を手のひらで軽く押さえておきます。
ポットにまく場合は、指先を土の表面に3~4か所突き刺して、深さ1センチくらいの穴をあけます。穴の中に、種を2~3粒位ずつ入れたら、土をかぶせます。土の表面を手のひらで軽く押さえておきます。

種に光が当たると、発芽しにくいの(嫌光性)だっぴー。しっかりと覆土するのだっぴー。
③優しい水流で、水やりします。
*発芽するまでは、土を乾かさないように明るい日陰で管理します。トレーにまいた場合は、本葉が数枚出て来たら、ポットに植え替えましょう。ポットにまいた場合は、適宜間引きながら育てます。
*ポットの土に根が十分に回ってきたら、花壇や植木鉢に定植します。
植え付け
適期は、5~7月頃です。
市販の苗を選ぶ場合は、株元のぐらつきがなく、がっしりとしていて、葉が綺麗なものを選びましょう。また、矮性や高性の品種がありますので、植え付ける場所に合わせた品種を選びましょう。
地植えの場合

連作障害を起こしやすいですので、地植えにする場合は、去年植えた場所と同じ場所に植え付けないようにしましょう。
①植え付ける場所の土に、堆肥や腐葉土を混ぜて良く耕しておきます。元肥の緩効性肥料を、規定量の半量程度、混ぜておきましょう。

根が傷みやすいのだっぴー。元肥は少なめに施すのだっぴー。
②植え穴を掘り、ポットから取り出した苗を入れて高さを調整します。根鉢は崩さないようにしましょう。

深植えにならないように(株元の過湿を防ぐためです)気を付けましょう。
③周りにも土を入れたら、土の表面を手のひらで軽く押さえておきます。
④優しい水流で、たっぷりと水やりします。
*過密にならないように、他の植物との間は20cm以上あけるようにしましょう。
*植え付けた直後に摘心(枝先をカット)しておくと、脇芽が伸びて、たくさんのお花を咲かせてくれます。
鉢植えの場合

連作障害を防ぐために、新しい土で植え付けるようにするのだっぴー。
①植木鉢の底に、1.5cm位の高さまで鉢底石を敷きます。
②鉢底石の上に、鉢の高さの3分の1位の所まで土を入れます。元肥として、規定量の半分程度の緩効性肥料を、土に混ぜておきましょう。
土は、水はけの良いものが適しています。市販の草花用培養土か赤玉土7:腐葉土3で配合した土に、川砂や軽石小粒を混ぜた土でも大丈夫です。どちらの場合も、土は新しいものを使いましょう。
③土の上に、ポットから取り出した苗を置いて、高さを調整します。深植えにならないように調整しましょう。
鉢の縁から1.5cm位下に、苗を植えた時の土の表面が来るように、ウォータースペースをあけておきます。
④周りにも隙間のないように土を入れたら、土の表面を手のひらで軽く押さえておきます。
⑤鉢底から流れるくらい、たっぷりと水やりします。
*植え付けた直後に摘心(枝先をカット)しておくと、脇芽が伸びて、たくさんのお花を咲かせてくれます。
植え替え
移植を嫌がりますので、一度植え付けたら、植え替えはしないようにしましょう。
水やり
乾燥には強いですが、過湿には弱いです。水のやり過ぎに気をつけましょう。
地植えの場合・・・根付いた後は、ほとんど水やりの必要はありませんが、何日も雨が降らず、乾燥が続く場合にはたっぷりと水やりします。
鉢植えの場合・・・土の表面が乾いたら、たっぷりと水やりしましょう。
*低温期の水やりは、土の表面が乾いた後、2日程度経ってから水やりしましょう。
肥料
植え付けの時に、規定量の半分程度の元肥を施します。
その後の追肥は、お花を次々と咲かせてくれますので定期的に施しましょう。
5~10月の間に、月に一度、規定量の半量の緩効性肥料を株元に施すか、又は月に2回程度、規定量よりさらに薄めた液肥を施しましょう。窒素分の多い肥料を施すと花付きが悪くなってしまいますので、気を付けましょう。

一度にたくさんの肥料を施すと、根が傷んでしまいます。一回に施す量は少なめに、液肥の場合は、規定量よりさらに薄めたものを施すようにしましょう。
*真夏は肥料を切りましょう。
病害虫
病害虫には割と強いですが、まれに以下のような被害があります。
立枯病
株が急にしおれて、株元が変色し、枯れてしまう病気です。高温多湿や水はけが良くない場合、連作した場合などに発生しやすくなります。植え付ける時には新しい土で、間隔を広めにあけておきます。また、乾燥気味に育てましょう。

我が家でも、突然茶色く枯れてしまったことがあり、とてもショックでした(涙)。おそらく、過密気味に植えてしまったのが原因で、蒸れてしまったのだと思います。気を付けてくださいね。
アブラムシ
新芽や蕾に付いて汁を吸い、生育を妨げてしまいます。病気を媒介することもありますので、見つけ次第、手で取り除きましょう。
天然成分のスプレーです↓
必要な作業
花がら(咲き終わったお花)摘み
咲き終わったお花は落ちますが、そのままにしておくと病害虫の原因になってしまいますので、こまめに取り除いておきましょう。
また、お花が落ちた後に、花茎にさやが残っていたら、カットしておきましょう。そのままにしておくと、種を作りますので、株が弱ってしまいます。
切り戻し
茎が伸びて来て、草姿が乱れて来たら、花茎の先から2~3節ほど下の節の所で、定期的に切り戻しましょう。カットした部分のすぐ下の節の部分から脇芽が伸びて、次々とお花を咲かせてくれます。
まとめ
ニチニチソウ(日々草)は、夏の暑さにも負けず、たくさんのお花を咲かせてくれます。お花が少なくなる夏の時期に、次々とお花を咲かせてくれますので、とても嬉しい存在です。我が家でも、鉢植えにしたり、地植えにしたりと、今まで何度も育てています。最近は紫色のお花がシックで素敵なので、お気に入りです。植え付けの時に、少し気を付ける必要がありますが、あとは初心者の方でも育てやすいお花ですので、おすすめです。ぜひ育ててみてくださいね!
ニチニチソウ(日々草)の育て方のポイントは・・・
- 日当たりと風通し、水はけの良い場所で
- 連作障害や蒸れに気を付けて
- 水をやり過ぎないようにして
- 肥料は定期的に施して


あなたのお庭やベランダに、たくさんのニチニチソウ(日々草)のお花が咲きますように。


暑さに負けず、かわいいお花を咲かせてくれるのが楽しみだなっぴー。

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