花が少ない冬から早春にかけて、可憐に咲くクリスマスローズ。
丈夫でよく育ち、花色や花形もさまざま。毎年、素敵にたくさんの花を咲かせてくれる人気のお花です。
今回の記事では、クリスマスローズの古葉を切るときに、どのような葉を切れば良いのか?どのくらい切れば良いのか?切る時期はいつ頃が良いのか?などについてご紹介します。
クリスマスローズは、私も大好きなお花です!冬の花壇の主役ですね!
なぜ、古葉を切るのでしょう?
古葉を切り取る事で、どのようなメリットがあるのでしょう?以下にまとめました。
①株元まで太陽の光がしっかりと当たる。
②風通しが良くなるので、蒸れを防ぎ、病気にかかりにくくなる。
⓷害虫などの被害を防ぐことができる。
④春に新芽が出る時に、古い葉が新芽に当たって、傷つけないようする。
以上のような理由から、ぜひ古葉を切っておくことをおすすめします。
古葉を切り取っておくと、いい事がいっぱいあるのだなっぴー!
お花が喜ぶのだっぴ―!
どのような葉を切ればよいのでしょう?
古葉というのは、硬くてごわつきがある葉です。若い葉に比べると、色も濃い緑色です。
そのような葉が古葉ですので、切り取りましょう。
古葉以外でも、黄色くなったり茶色くなったりしていて傷んでいる葉や、横に寝ている葉なども切り取りましょう。若い葉でも、新芽や蕾の邪魔になりそうな葉は、切った方が良いでしょう。
切る時期は、いつ頃が良いのでしょう?
クリスマスローズの開花が始まる前の、11月~12月頃に行いましょう。
切る場所はどこ?
株元(根元)から3~5㎝くらい茎を残し、ハサミで切り取りましょう。
地面の際の所で切ると、土からの雑菌が入りやすくなってしまいます。
最初は、「切ってしまっても大丈夫なのかな?」と心配になるかも知れません。その場合は、古い葉を多めに残しておいても問題ありませんよ。
その他、気をつけることは?
〇まだ小さな苗の時には、古葉は切り取らずそのまま残しておきましょう。何年か育てて、株が大きくなったら、切り取るようにします。
株によって、葉の付いている枚数も違いますし、葉の数が少ないこともあります。そのような時には、無理に切り取らず、そのまま残しておいても大丈夫です。
〇株の周りに生えている雑草や、前の年に古葉を切った時に残した茎の部分(茶色く枯れています)などは、取り除いておきましょう。
〇古葉を切る時は、晴れた天気の良い日に作業を行いましょう。
切り口が濡れると、雑菌が入りやすくなるのだっぴー。
〇ハサミは清潔な物を使いましょう。一株切り終わったら、ハサミを消毒した後に、次の株を切るようにしましょう。
バケツに消毒液を作っておいて、ハサミを1~2分くらいつけて消毒しています。オスバン消毒液を使っています。バーナーであぶるなどの方法もありますが、火の取り扱いには、気をつけて下さいね。
少し手間だけど、、、感染予防になるのだっぴー!
古葉を切り取ると、どのような感じでしょう?
古葉を切り取ると、見た目がかなりスッキリとします。
蕾がふくらむ様子がよく見えるので、さらに開花が待ち遠しくなりますよ!
葉の下に、たくさんの蕾が隠れていたのだなっぴー!
多めに切り取った場合でも、また新しい葉が出て来ますよ!
まとめ
クリスマスローズの古葉切りのポイントは・・・
- 古い葉や痛んでいる葉、蕾の邪魔になる葉を切る
- 12月中に切る
- 感染予防のため、根元から3~5㎝上で切る
- 作業は晴れた日に行う
どの葉を切ろうかと迷う事もありますが、一株につき5分程度で終わる作業ですし、それほど難しくはないですよ。
冬の寒い時期の作業になりますが、古葉を切ってスッキリさせてあげましょう。
そして、かわいいお花をたくさん咲かせてもらいましょうね!
すっきりさせて、病害虫とも「おさらば」なのだっぴー!
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