秋から次の年の初夏まで、長い期間咲き続けてくれるパンジーやビオラ。
花色が豊富で、昔ながらのハッキリした色のものはもちろん、とても微妙で魅力的な色合いのものも最近は増えてきています。
また花びらの形も、フリルになっていたり、ウサギのような形だったり、すごく小さい花が咲くものだったりと、さまざまあります。
かわいい品種がいっぱいあって、どれにするか迷うなっぴー
お気に入りのお花を見つけたら、すぐに植え付けてお庭やベランダを華やかにしてくださいね!
この記事では、パンジーやビオラの植え付けと育て方についてご紹介します。
ビオラ、ヌーベルヴァーグ アクアレールの植え付けの様子を写真多めでご紹介します。参考にしてくださいね。
パンジー、ビオラの植え付けは?
①植木鉢に、ネットに入れた鉢底石を敷きます。鉢底石は1~1.5cmくらいの高さにします。
鉢底石をネットに入れて使うと、花が終わった後の処理がラクだっぴー
②鉢底石の上に花の土を2~3cmくらい入れます。
土は市販の培養土で大丈夫です。
元肥入りの花の土を使うときは、元肥は入れなくても良いです。元肥が入っていない土を使う場合は、規定量の緩効性肥料を土に混ぜましょう。
⓷苗をポットから取り出し、根鉢は崩さず、植木鉢に入れた土の上に置いて高さを調節します。
鉢の上ギリギリの所まで土を入れるのではなく、鉢の縁から、1.5cm位下の高さになるように調節します。
ウオータースペース(水やりした時に、水がたまるスペース)を開けておきましょう。
土に近いあたりの葉や、痛んだ葉などは摘み取っておきましょう。
④苗の周りにも、花の土を入れます。
棒や指先などで突き刺しながら土を入れると空洞ができず、隙間なく土が入ります。
土を隙間なく入れたら、表面を手のひらで軽く押さえておきます。
⑤植え付け後すぐに、2~3節(節;葉の生えてきている所)を残して茎の切り戻しをしておきます。(葉は数枚残して切りましょう。)
この切り戻しをすることで、根がしっかり張り、丈夫に育ちます。
花がなくなってしまうのは寂しいけれど、根を育てるために少し我慢だっぴー
⑥鉢底から流れるくらいにたっぷりと水やりをして、陽の当たる場所に置きます。
パンジー、ビオラの植え付け後の育て方は?
適した場所
日照不足では徒長(茎が必要以上に間延びした状態)し、花数も少なくなります。
日当たりのよい場所で育てましょう。
水やり
土の表面が乾いたら、たっぷりと水やりをしましょう。
冬の水やりは、午前中に行いましょう。(夜間に地面が凍結するのを防ぐためです。)
肥料
植え付け後一か月くらいは肥料は与えなくても大丈夫です。
それ以降は2週間に1度程度、薄めた液肥を株元に与えるとグングンと成長しますよ。
病害虫
まれにアブラムシが付くことがあります。こまめにチェックして、発見したら薄めた牛乳を吹きかけるとよいでしょう。(膜が張って、アブラムシが窒息します。)
暖かくなってくると、ナメクジやダンゴムシが花を食べたり、蕾を食べたりすることがあります。見つけたら捕まえるようにしましょう。
その他の作業
切り戻し
冬の間は成長はゆっくりですが、暖かくなるとどんどん茎が伸びてお花を咲かせてくれます。
茎が伸びすぎた場合には、切り戻し(葉を数枚残して茎をカット)をしてあげて下さい。
花がら摘み
花がら(咲き終えて、まだ茎についている花)は、茎の付け根からこまめに取るようにしましょう。
花がらを付けたままにすると、種を作るので株が弱ってしまいます。
まとめ
パンジーやビオラの植え付けと育て方のポイントは・・・
- 植え付け後、すぐに切り戻しをする
- 日当たりのよい場所で育てる
- 花がらはこまめに摘む
- 徒長した(茎が伸びすぎた)ら、また切り戻す
初夏までの長い期間、素敵なパンジーやビオラを育てて楽しんで下さいね。
かわいい花が沢山咲くのが楽しみだなっぴー
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