繊細なピンク色のお花を咲かせてくれる、リクニス フロスククリ。
深い切れ込みが入ったお花は、涼しげでとても素敵です。
今回の記事では、リクニス フロスククリの育て方、植え付けや増やし方、お手入れの仕方などについてご紹介します。
リクニス フロスククリはどんな花でしょう?
地面の近くで広げた、ロゼット状の葉(放射状に広がった葉)の間から、細い花茎をスッと立ち上げて、花径の先に繊細な切れ込みのあるお花を咲かせてくれます。花径は2cm程度で、花色はピンクです。

一般的には、一重咲きのお花ですが、八重咲きの品種もあります。白色の花が咲く、リクニス ホワイトロビンという品種もあります。
お花の咲く期間が長く、植えっぱなしでも良く育ちます。こぼれ種からでも良く増えます。
花茎は、40~60cm位の長さまで伸びますので、風に吹かれてゆらゆらとお花が咲く姿は、とても風情があります。
楚々としたお花を咲かせてくれる様子も素敵ですが、群生してたくさんのお花が一斉に咲く姿は、とても華やかになります。

花壇に植える場合は、中ほどの位置に植えるとちょうど良くなります。
原産地はヨーロッパやシベリアなどの湿った牧草地です。やや湿り気のある場所の方が良く育ちます。
ナチュラルな雰囲気のお花ですので、他の草花と組み合わせて花壇に植えても、単独で群生させても、植木鉢で育てても素敵な景色になります。
暑さにも寒さにも強く、とても育てやすいですので、初心者の方でも大丈夫です。

繊細なお花は、和風のお庭でも洋風のお庭でも、どちらでも良く合いますよ!

こぼれ種からでも増えるのだっぴー。
| リクニス フロスククリ |
| 科名 ナデシコ科 |
| 特性 耐寒性多年草 |
| 花期 4~7月、10~11月 |
| 草丈 40~60cm |
| 耐寒性 強 耐暑性 強 |
リクニス フロスククリの育て方は?
適した場所
日当たり~やや日陰の、風通しの良い場所が適しています。
少し湿り気のある場所の方が、良く育ちます。
夏越し
高温多湿の環境には、少し弱いです。
鉢植えで育てている場合には、夏場は風通しが良く涼しい、半日陰の場所に移動させましょう。
枯れた葉などがあれば取り除いて、風通しを良くしておきましょう。
水やりの時には、葉に水をかけないように、葉を少し持ち上げて株元の土に水やりしましょう。
冬越し
寒さには強いですので、特別な冬越しの対策は必要ありません。
ロゼットの葉(地上近くで放射状に広がった状態の葉)が地上部に残ったままの状態で、冬越しします。
増やし方
種まきと株分けで増やすことが出来ます。
種まき
適期は、春と秋です。

発芽率が良いので、種まきからでも育てやすいのだっぴー!こぼれ種から発芽した苗を掘り起こして、別の場所に植え替えると、種まきの手間が省けるのだっぴー。
①底に穴のあいたトレーなどに、種まき用の土を入れて水で湿らせておきます。土は新しいものを使いましょう。
②土の上に、まばらに散らばるように種をまきます。軽く土をかぶせたら、土の表面を手のひらで軽く押さえておきます。
③優しい水流で、たっぷりと水やりします。
*発芽するまでは、土を乾かさないように明るい日陰で管理します。発芽したら、日向に移動させましょう。
*本葉が、2~3枚出て来たら、ポットに植え替えて育てましょう。ポットの土に根が十分に回って来たら、花壇や植木鉢に定植します。
株分け
適期は、春か秋です。
ある程度大株に育ってから、株分けしましょう。
①株を掘り上げるか、又は植木鉢から取り出して、軽く土を落とします。
②固まった根鉢に、はさみなどで切り目を入れたら、手で株を割ります。

あまり細かく分けすぎると、株の再生に時間がかかってしまいます。元株の大きさにもよりますが、私は2~4株くらいまでに分けることが多いです。
③分割したそれぞれの株を植え付けます。
植え付け
適期は、春か秋です。
地植えの場合
①植え付ける場所の土に、堆肥や腐葉土を混ぜて良く耕しておきます。元肥の緩効性肥料を土に混ぜておきましょう。
②植え穴を掘り、ポットから取り出した苗を入れて高さを調整します。
③まわりにも土を入れたら、土の表面を手のひらで軽く押さえておきます。
④優しい水流でたっぷりと水やりします。
*横に広がって育ちますので、周りの植物との間を20~30cm程度あけておきましょう。
鉢植えの場合
①植木鉢の底に、1.5cm位の高さまで鉢底石を敷きます。
②鉢底石の上に、鉢の高さの3分の1位の所まで土を入れます。元肥の緩効性肥料を土に混ぜておきましょう。
土は、水はけと水持ちの良いものが適しています。市販の草花用培養土を使うか、赤玉土6:腐葉土4で配合した土に、軽石小粒や川砂などを少量混ぜたものでも大丈夫です。
③土の上に、ポットから取り出した苗を置いて高さを調整します。
鉢の縁ぎりぎりまで土を入れるのではなく、鉢の縁から1.5cm位下に、苗を植えた時の土の表面が来るように、ウォータースペースをあけておきます。
④まわりにも隙間のないように土を入れたら、土の表面を手のひらで軽く押さえておきます。
⑤鉢底から流れるくらい、たっぷりと水やりします。
植え替え
地植えで育てている場合・・・特に植え替えの必要はありません。
鉢植えで育てている場合・・・鉢底から根が出てくるようであれば(2年に一度程度)、春か秋に株分けを兼ねて植え替えましょう。
水やり
乾燥は少し苦手です。乾燥し過ぎると、生育が悪くなってしまいます。
地植えの場合・・・根付くまでは、土の表面が乾いたらたっぷりと水やりします。根付いた後は、特に水やりの必要はありませんが、何日も雨が降らず、乾燥が続く場合はたっぷりと水やりします。
鉢植えの場合・・・土の表面が乾いたら、鉢底から流れるくらいたっぷりと水やりします。
肥料
あまり多くの肥料を必要としません。
植え付けの時に、元肥の緩効性肥料を土に混ぜておきましょう。
その後の追肥は、地植えの場合はほとんど不要ですが、生育が悪い時には株元に緩効性肥料を施しましょう。
鉢植えの場合は、開花期間中に2週間に一回程度、薄めた液肥を施しましょう。
病害虫
病害虫の被害はほとんどありませんが、時々アブラムシが発生することがあります。
アブラムシ
新芽や蕾に付いて汁を吸い、株を弱らせてしまいます。見つけたらすぐに、手で取り除きましょう。
天然成分のスプレーを利用しても良いですね↓
必要な作業
花がら(咲き終わったお花)摘み
咲き終わったお花は、こまめに摘んでおきましょう。
春と秋に花茎のお花が一通り咲き終わったら、花茎ごと株元のところで切り取っておきましょう。
採種(種とり)
種を採る場合は、花がらを摘まずにいくつかそのまま残しておきます。茶色く枯れて来たら、収穫しましょう。収穫した種は紙袋などに入れて、次の種まきの時期まで冷暗所で保管しておきましょう。
その他
枯れた葉などがあれば、こまめに取り除いておきましょう。蒸れを防いで、風通し良く育てることが出来ます。
まとめ
リクニス フロスククリは、とてもナチュラルな雰囲気のお花を咲かせてくれます。花茎が細く、お花も繊細ですので、か弱いお花のように見えるかもしれませんが、とても丈夫で育てやすいお花です。我が家の庭でも、もう何年もの間、毎年お花を咲かせてくれています。他の草花と組み合わせても素敵ですし、群生させてもとても素敵な景色になります。切れ込みの深く入ったお花は、見ていて飽きないですよ!とてもかわいいですので、おすすめです。ぜひ育ててみて下さいね!
リクニス フロスククリの育て方のポイントは・・・
- 日当たり~半日陰の、風通しの良い場所で
- 夏の高温多湿の環境に気を付けて
- 乾燥のし過ぎに気を付けて


あなたのお庭やベランダに、たくさんのリクニス フロスククリのお花が咲きますように。


涼しげなピンクのお花がたくさん咲くのが楽しみだなっぴー!

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