レースのように繊細なお花をたくさん咲かせてくれる、オルレア ホワイトレース。
白い涼し気なお花は、他の草花との相性がとても良く、人気があります。
今回の記事では、オルレア ホワイトレースの種まきや植え付け、お手入れの仕方などについてご紹介します。

我が家の庭に、毎年欠かせないお花ですよ!

手間がかからずに育てられるので、おすすめだっぴ―!
オルレア ホワイトレースはどのような花でしょう?
とても清楚で美しい大きめの白花を、春から初夏までたくさん咲かせてくれます。

花の大きさは8cm程度ありますが、小さな花が集まって1つの大きな花を作っています。
レースのように線が細いですので、可憐な印象です。葉も涼し気で、繊細な雰囲気です。
一つの花茎に、たくさんのお花を付けて次々と咲かせてくれます。

こぼれ種でもよく増え、毎年お花が楽しめます。種取りや種まきもとても容易です。
オルレア グランデフローラを育てやすく園芸用に品種改良したものが、オルレア ホワイトレースです。

繊細な感じの見た目とは違って、とても丈夫で育てやすいお花です。初心者でも安心して育てる事が出来ますよ!
オルレア ホワイトレース | |
科名 セリ科 | |
特性 一年草扱い | |
花期 3~7月 | |
草丈 60~90cm | |
耐寒性 強い 耐暑性 弱い |
オルレア ホワイトレースの育て方は?
適した場所
日当たりと風通しのよい場所で育てましょう。
土は、市販の草花用培養土か水はけのよい土であれば大丈夫です。

我が家では、こぼれ種で砂利の間からも出て来ますよ!!

お日様が大好きなお花だっぴ―!!
強い日差しでも大丈夫だっぴ―
夏越し
高温多湿に弱いですので、梅雨ごろには枯れてしまいます。
冬越し
寒さには強いですので、特別な対策をしなくても大丈夫です。
増やし方
種まきで簡単に増やすことができます。環境が合えば、こぼれ種でも増えます。
9~10月頃に種をまきましょう。

オルレアの種は、イガイガのおもしろい種だっぴー!!
種まき

花壇などの土の上に、ぱらぱらと直まきしておくだけでも、芽が出て来ますよ!
①底に穴の空いたトレーなどに、種まき用の土を入れて水で湿らせておきます。土は新しいものを使いましょう。
②土の上に、まばらに散らばるように種をまきます。覆土(土を種の上にかぶせる)はしなくて大丈夫です。
③土の表面を手のひらで軽く押さえたら、優しい水流で水やりします。
*発芽するまでは、土が乾かないように気を付けましょう。


種に土をかぶせたら、発芽しないことが何回かありました。
ここ数年は種まきの土の上にまいた後は、土はかぶせていません。(覆土なし)
そうすると、たくさんの芽が出て来ますよ!
植え付け
移植を嫌う植物です。本葉が数枚(4~5枚)出てきたら、なるべく早めに植木鉢や花壇に植え付けましょう。

発芽した小苗をスコップでザザッとすくって、植え付けることも出来ますよ!
地植えの場合
①植え付ける場所の土に、堆肥や腐葉土を混ぜて良く耕しておきます。
②植え穴を掘り、ポットから取り出した苗を入れて高さを調整します。元肥の緩効性肥料を施しておきましょう。
ポット苗で十分に育ったオルレアを植え付ける時は、ポットから取り出した時に根をさわらないように気を付けましょう。
③周りにも土を入れたら、土の表面を手のひらで軽く押さえます。
④たっぷりと水やりします。
*大きく育ちますので、株と株の間は20~30㎝程度あけておきましょう。
鉢植えの場合
草丈が高く育ちますので、少し大きめの植木鉢かプランターに植え付けましょう。
①鉢の底に、鉢底石を1.5cm位の高さまで敷きます。鉢底石は、まとめてネットに入れておくと扱いやすいです。
②鉢底石の上に、鉢の高さの3分の1位の所まで土を入れます。元肥の緩効性肥料を施しておきましょう。
土は、市販の草花用培養土か赤玉土7:腐葉土3で配合した土で大丈夫です。
③土の上に、ポットから取り出した苗を入れて高さを調整します。根鉢は崩さないようにしましょう。
鉢の縁ギリギリまで土を入れるのではなく、苗を植えた時の土の表面が、鉢の縁から1.5cm位下になるようにウォータースペースをあけておきます。
④周りにも土を入れたら、土の表面を手のひらで軽く押さえます。
⑤鉢底から流れるくらい、たっぷりと水やりします。

環境が合えば、こぼれ種で次の年もお花を咲かせてくれるのだっぴー!
水やり
過湿を好みませんので、水のやりすぎに気を付けましょう。
土の表面が乾いたら、たっぷりと水やりましょう。
肥料
肥料はほぼ与えなくても大丈夫です。植え付けの時に、元肥の緩効性肥料を土に混ぜておきます。
与えすぎると葉ばかりが茂って草丈がひょろりと高くなり、倒れやすくなってしまいます。
特にチッソ肥料が多すぎると、茎や葉が茂りすぎて開花が遅れますので気をつけましょう。
病害虫
特にありませんが、まれにアブラムシが付く場合があります。
薬剤を撒くか、水で薄めた牛乳をスプレーで吹きかけても効果があります。(アブラムシの上に膜が張って、息が出来なくなります。)

オルレアを何年も毎年育てていますが、今まで病害虫の被害にあったことはないですよ!
必要な作業
花がら(咲き終わった花)摘み
花が咲き終わったら、花の下の部分で花がらを切っておきましょう。また次のお花を咲かせてくれます。
採種(種取り)
種を取る場合は、いくつか花がらをそのまま残しておきます。茶色く乾燥してきたら、種を収穫しましょう。紙袋などに入れて、次の種まきの時期まで冷暗所で保管しておきます。
その他
枯れた下葉などは、摘み取るようにしましょう。
まとめ
オルレア ホワイトレースは、とても涼し気で大きめの白花を次々と咲かせてくれます。とても清々しく、初夏の庭で素敵な景色を作ってくれます。他の草花との相性もバツグンに良いですので、色々なお花と組み合わせて楽しむ事が出来ます。種まきも容易ですので、ぜひチャレンジして頂きたいです。初心者の方でも育てやすいですので、おすすめです!
オルレア ホワイトレースの育て方のポイントは、、、
- 日当たりと水はけのよい場所で
- 水やりと肥料は控えめで
- 植え付けの時に、根をさわらないようにして


あなたのお庭やベランダに、たくさんのオルレア ホワイトレースのお花が咲きます様に。


春に可愛いお花がたくさん咲くのが、楽しみだなっぴー!
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