花びらのフチが赤く、とても人気のある品種のオキザリス バーシーカラー。
たくさんの花が一斉に咲いた姿も見事ですが、蕾も楽しむことが出来ます。
そのようなオキザリス バーシーカラーですが、花が終わった後はどうすればいいのか?植え替えた方がいいのか?と悩みますよね。
今回の記事では、オキザリス バーシーカラーの育て方や増やし方、お手入れの仕方などについてご紹介します。

オキザリスはカタバミ(雑草)の仲間で、とても丈夫なお花なのだっぴ―

赤と白のコントラストがとても可愛らしく、育てやすいのでおすすめです!
オキザリス バーシーカラーはどんな花でしょう?
オキザリス バーシーカラーは、南アフリカ原産の球根草です。晩秋から春先までの間、かわいいお花を咲かせてくれます。

花びらは白ですが、花びらのフチの裏側が赤いのが大きな特徴です。咲くと白い花に見えますが、蕾の時に横から見てみると赤と白の「しましまキャンディー」や「パラソル」のようです。

花は日が当たると開き、2cmくらいの白い花を見ることが出来ます。夜間や天気の悪い日には閉じています。12月~3月の間は次々と開花し、株を覆うようにたくさんのお花を咲かせてくれます。

放任でもよく増えますので、初心者の方にも育てやすいお花です。

お花が閉じている時と開いている時とでは、見た目が全然違っているのだっぴ―
お日様が大好きなお花だっぴー!!

他のオキザリスと違って、細くて繊細な葉も特徴ですよ。
オキザリス バーシーカラー | |
科名 カタバミ科 | |
特性 耐寒性球根 | |
花期 12~3月 | |
草丈 10~20cm | |
耐寒性 耐暑性 |
オキザリス バーシーカラーの育て方は?
適した場所
日当たりと水はけの良い環境が適しています。

温暖な地域では、地植えにすることが出来ます。
私は、鉢植えにも地植えにもしています!
夏越し
5月頃になると地上部が枯れて休眠します。鉢植えで育てている場合は、休眠中は水やりをせず、乾いた状態にして、日陰に移動させても大丈夫です。


地上部が枯れても、大丈夫なのだっぴ―
秋になるとまた芽が出てくるのだっぴ―
冬越し
丈夫な性質ですが、寒さにはあまり強くありません。
冬場は軒下など、霜の避けられる場所に移動させる方が良いでしょう。(基本的には屋外で育てます。)
増やし方
一度植え付けると、自然分球でよく増えます。
混み合ってきたら、球根を掘り上げて、咲いて欲しい場所に植え付けましょう。
植え付け
適期は、9~10月頃です。

鉢植えで育てる方が、移動できるのでおすすめなのだっぴー!
苗を鉢植えする場合
①植木鉢の底に、鉢底石を1.5cm位の高さまで敷きます。鉢底石は、まとめてネットに入れておくと扱いやすいです。
②鉢底石の上に、鉢の高さの3分の1くらいの所まで土を入れます。元肥の緩効性肥料も施しておきましょう。
土は、水はけの良いものが適しています。市販の草花用培養土か赤玉土7:腐葉土3で配合した土で大丈夫です。

さらに水はけを良くするために、軽石小粒や川砂などを混ぜても良いですね。
③土の上に、ポットから取り出した苗を置いて高さを調整します。
市販の苗は、根鉢を崩さず、そのまま植え付けましょう。(球根に近い地下に伸びた茎は、細くて折れやすいです。)株分けも厳禁です。
鉢の縁ギリギリまで土を入れるのではなくて、鉢の縁から1.5cm位下に苗を植えた時の土の表面が来るように、ウォータースペースをあけておきます。
④周りにも隙間のないように土を入れたら、土の表面を手のひらで軽く押さえます。
⑤鉢底から流れるくらいたっぷりと水やりします。
球根を鉢植えする場合
球根の場合は、5号鉢(直径15cm)に5~6球が目安です。
①植木鉢の底に、鉢底石を1.5cm位の高さまで敷きます。鉢底石は、まとめてネットに入れておくと扱いやすいです。
②鉢底石の上に、鉢の深さの半分くらいのところまで、土を入れます。元肥の緩効性肥料も施しておきましょう。
土は、水はけの良いものが適しています。市販の草花用培養土か赤玉土7:腐葉土3で配合した土で大丈夫です。さらに水はけを良くするために、軽石小粒や川砂などを混ぜても良いです。
③土の上に球根を並べて、高さを調整します。球根の上に土が2cmくらいかぶる高さにしましょう。
球根を植えた時の土の表面が、鉢の縁から1.5cm位下になるように、ウォータースペースをあけるように調整しましょう。
④土の表面を手のひらで軽く押さえたら、鉢底から流れるくらいたっぷりと水やりします。
地植えの場合
①植え付ける場所の土に、堆肥や腐葉土を混ぜて良く耕しておきます。元肥の緩効性肥料を施しておきましょう。
②植え穴を掘り、ポットから取り出した苗を入れて高さを調整します。
市販の苗は、根鉢を崩さず、そのまま植え付けましょう。(球根に近い地下に伸びた茎は、細くて折れやすいです。)株分けも厳禁です。
③周りにも土を入れたら、土の表面を手のひらで軽く押さえます。
④たっぷりと水やりします。
植え替え
よく分球して増えるので、混み過ぎているようなら球根を掘り上げて植え替えます。一回り大きな鉢に、分球して植え付けると元気に育ちます。


何年か植えっぱなしにしていたら、球根がかなり込み合った状態になっていました。
バラバラに離して植え付けます。
水やり
乾燥を好みますので、水のやり過ぎには気を付けましょう。
土の表面が乾いたらたっぷりと水やりをします。
休眠期(夏、地上部が枯れている間)には水を切ります。

他の植物と一緒に寄せ植えにしている鉢は、夏場(休眠期)も普通に水やりしています。
それでも秋にはしっかり咲いてくれていますから、それほど神経質にならなくても大丈夫ですよ。
肥料
植え付けの時に、元肥の緩効性肥料を施します。
その後の追肥はほとんど必要ありませんが、秋の10月~11月頃に、少量の緩効性化成肥料を株元に置き肥すると花数が増えます。

私は、花が咲いている期間には、薄めた液肥を2週間に一度くらい施しています。
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病害虫
病害虫の被害は、ほどんどありません。

初心者でも育てやすくて安心だっぴー
まとめ
オキザリス バーシーカラーは、とても可愛い白花を次々と咲かせてくれます。独特の色合いの蕾もかわいいです。冬に花壇のお花が少なくなる時期にお花を咲かせてくれますので、とても重宝します。ほとんど手間がかからずに育てられますので、初心者の方でも大丈夫です。植木鉢の前方で、他の草花と寄せ植えにしてもかわいいですよ。ぜひ育ててみて下さいね。おすすめです!
オキザリス バーシーカラーの育て方のポイントは、、、
- 日当たりと水はけの良い環境で
- 冬場は霜の避けられる軒下などで
- 水のやり過ぎに気を付けて


あなたのお庭やベランダに、たくさんのオキザリス バーシーカラーが咲きます様に。

かわいい花がたくさん咲くのが、楽しみだなっぴー!!
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