クレマチスの植え替え(鉢増しと用土替え、地植え)の方法

多年草、宿根草

花色や花形が豊富なクレマチス。アーチやラティスにつるを絡ませて育てると花が咲いた時にパッと目を惹きますね。

まっすぐに伸びるタイプのものが、風に揺られてさりげなく咲いている姿も、とても可憐です。

いろいろな仕立てで、毎年素敵に咲いてくれるクレマチスですが、花が終わった後にどうやってお手入れすればいいのか、悩みますよね。

この記事では、植え替えはいつ、どのようにするのか?植木鉢を変えた方がいいのか?など花後の植え替えの方法についてご紹介します。

ふみぽん<br>
ふみぽん

私が実際に育てている、鉢植えのクレマチスの植え替えの様子を、写真多めで分かりやすく説明します!参考にしてくださいね。

クレマチスの植え替え

植え替えの時期は、クレマチスの休眠期の12月~2月頃が良いです。  

ふみぽん
ふみぽん

私は、1月下旬から2月上旬頃に植え替えていますよ。

2~3年に一度くらいは、植え替えて株をリフレッシュさせると、翌年には花がたっぷり咲いてくれますよ!

鉢植えのクレマチスを植え替える(鉢増し、用土替え)

植え替えは、一、二回り大きい植木鉢に植え替える場合(鉢増し)と、同じ植木鉢に植え替える場合(用土替え)があります。

どの大きさの植木鉢まで大きくするのか?鉢増しの限界を決めておいて、その後は同じ植木鉢に植え替える(用土替え)方法が良いと思います。

ふみぽん
ふみぽん

我が家では、8号鉢(直径約24cm)までは植木鉢を大きくし、その次からは同じ植木鉢に植え替えることにしています。

ちーちゃん
ちーちゃん

どんどん大きくできたらいいけど・・・庭の大きさにも限界があるのだっぴ―

①土を準備します。

クレマチスなど、キンポウゲ科の花は過湿を嫌うので、水はけの良い土を使います。

市販のクレマチスの土か、赤玉土4:腐葉土3:鹿沼土3に規定量の元肥を混ぜた土が良いです。

②根鉢を植木鉢から取り出します。

根鉢とは…植物を鉢から抜いたり、地面から掘り上げたりした時に、その株についている根や土の塊になったものの事です。

鉢の底から根が出ているので、植え替えのサインです。

植木鉢を横に倒し、側面を押したり叩いたりして、根鉢を取り出します。

支柱は付けたままでも大丈夫ですが、支柱を引っ張るとツルが切れてしまう事があるので気をつけましょう。心配な時は先に外しておきます。

用土替えで、同じ植木鉢にもう一度植える場合は、植木鉢を軽く洗っておきましょう。

取り出した根鉢はこんな感じです。

③根鉢をほぐします。

根の下の方から棒(我が家では、割りばしを使っています)を刺しながら、少しづつ根鉢をほぐしていきます。側面の土も落としましょう。

多少根が切れてしまっても大丈夫です。

ちーちゃん
ちーちゃん

わりと土を落とせたなっぴー

ふみぽん
ふみぽん

植木鉢を土の上に置いていたからかな?がちがちに根が回っていなくて良かった!

④植木鉢に土を少し入れ、苗を置いて高さをみます。

新芽も見えていますよ~!

茎の節(葉がはえてくる場所)が1,2節くらい土にかぶさる様に深く植えると、枝数が増えて花がたくさん咲きますよ。

写真の黄色い〇で囲っている部分が、土に隠れるように植えます。

クレマチスの根は、まっすぐに長く伸びるので深めの植木鉢に植えるのがおすすめです。

最初に植えていた植木鉢が少し浅かったので、今回は同じ直径で深めのスリット鉢に植え替えました。

鉢底石は、以前は水はけを良くするために入れていたのですが、ネットに入れていたため、根がネットに絡まって取るのに一苦労しました。

スリット鉢を使っていますし、2~3年後にまた植え替えるので鉢底石は入れない事にしました。

⑤苗の周りに土を足します。

植木鉢をトントンと軽く地面にたたきつけたり、揺すったりしながら、土を隙間なく入れます。

植木鉢の内側の窪んでいる所まで、土を足しました。以前からの支柱は付けたままにしていますが、土を足した後で外し、差し替えました。

⑥支柱を立てて茎をからめ、枝先を止めておきます。

ふみぽん
ふみぽん

私は、植え替えが終わったすぐ後のこのタイミングで、剪定と誘引も行っています。

⑦たっぷりと水やりして、日当たりのよい場所に置きます。

ちーちゃん
ちーちゃん

春に咲くのが楽しみだっぴ―!!

地植えにする場合

日当たりの良い場所を選びましょう。

ふみぽん
ふみぽん

我が家には、地植えにしたクレマチスが3種類ありますが、そのうちの2種類は、「もう少し日当たりのよい場所に植えれば良かったかな?」と後悔しています。(クレマチスは移植を嫌うので、残念ながらそのままの場所で育てているのですが・・・) 

地植えにしたい場合も、最初は鉢植えで育てて、植える場所を決めてから植え付ける方が良いかも知れませんね。

一年生(挿し木などで苗として育ててから一年目の苗のこと)の小さな苗の場合にも、すぐに地植えにするより最初は鉢植えにして育てるのがおすすめです。

ふみぽん
ふみぽん

すぐに地植えにした小さなクレマチスの苗が、知らないうちに見当たらなくなったことが何度かありました・・・ 失敗談です~

ちーちゃん
ちーちゃん

失敗から学ぶことが大切だっぴ―

①植える場所の土を掘ります。

深さ40cmくらい掘っておきます。

②土を入れます。

市販のクレマチスの土か、赤玉土4:腐葉土3:鹿沼土3に規定量の元肥を混ぜた土を掘った深さの半分くらいまで入れます。

③その上に、土を落とした苗を置いて高さをみます。

鉢植えのクレマチスと同じで、茎の節を1,2節土にかぶさる様に深く植えると、枝数が増えますよ。

④苗の周りに、土を入れ、たっぷり水やりをします。

土が沈んだら、足しておきます。

⑤剪定をして、ラティスや支柱などに絡めて誘引します

枝先をとめておきます。

まとめ

クレマチスの植え替えのポイントは、、、

  • クレマチスの休眠期(12月~2月)に
  • できるだけ古い土を落として
  • 水はけの良い土を使って
  • 深植えにして(茎の節が1~2節、土の中に入るように)
ふみぽん
ふみぽん

植え替えで株をリフレッシュさせて、春にたくさんの花が咲きますように‼

ちーちゃん
ちーちゃん

楽しみ 楽しみ~

コメント

タイトルとURLをコピーしました