ふくらんだかわいいお花を咲かせてくれる、シレネ ユニフローラ。
垂れさがるように咲く姿が、とても素敵です。
今回の記事では、シレネ ユニフローラの育て方、植え付けや増やし方、お手入れの仕方などについてご紹介します。
シレネ ユニフローラはどんな花でしょう?
春になると、たくさんの花茎を伸ばして、先にぷっくりと膨らんだかわいいお花を咲かせてくれます。ヨーロッパの地中海沿岸地域の、がけや砂地などに自生している多年草です。花色は白と薄いピンクがあり、優しい雰囲気がします。

這うように広がり、垂れ下がりますので、ハンギングバスケットや少し高さのある花壇の縁に植えると、とても素敵な景色になります。また、他の草花との相性が良いですので、寄せ植えの前方に利用しても良いです。乾燥気味を好みますので、ロックガーデンにも適しています。

葉には、クリーム色の斑が入っていますので、お花の咲いていない時期にもカラーリーフとして楽しむ事が出来ます。
耐寒性があり、冬の寒さには強いのですが、夏の高温多湿の環境は少し苦手です。ですが、上手に夏越しを行うと、毎年かわいいお花を楽しむ事が出来ます。

我が家では、7~8年くらい鉢植えで育てています。あまり手間がかからず、育てやすいですよ!

膨らんだ形のお花は、とてもユニークで可愛いのだっぴー。
| シレネ ユニフローラ |
| 科名 ナデシコ科 |
| 特性 耐寒性多年草 |
| 花期 4~6月 |
| 草丈 10~20cm |
| 耐寒性 強 耐暑性 やや弱 |
シレネ ユニフローラの育て方は?
適した場所
日当たりと風通しの良い場所が適しています。
夏越し
高温多湿の環境は苦手です。
鉢植えで育てている場合には、梅雨の前に、軒下などの雨が当たらない、半日陰の涼しい場所に移動させましょう。明るい日陰でも大丈夫です。
水やりを控えめに、乾燥気味に育てましょう。
冬越し
寒さには強く、耐寒温度は-10℃前後です。
戸外で冬越しできますが、強い霜に当たると葉が傷むことがあります。
寒冷な地域では、マルチングなどの防寒対策をしておきましょう。鉢植えで育てている場合には、霜の当たらない軒下などに移動させた方が無難です。
増やし方
挿し木と株分けで増やすことが出来ます。

比較的短命な多年草ですので、挿し木や株分けで苗を作っておくと安心ですよ。
挿し木
適期は4~6月頃です。

切り戻しした時の茎を使って、挿し木しても良いのだっぴー。
①ポットに、挿し木用の土か赤玉土を入れて、水で湿らせておきます。土は新しいものを使いましょう。
②伸びた茎の先を、5~6cm程度いくつか切り取ったら、先を軽くカットします。下の方の節に付いている葉を取り除き、残った葉は、半分くらいの大きさにカットして、挿し穂を作ります。
③挿し穂の、葉を取り除いた下の部分が土の中に隠れるように、ポットの土に挿し穂をさします。
③優しい水流で、たっぷりと水やりします。
*発根するまでは、土を乾かさないように明るい日陰で管理します。ポットの土に、根が十分に回って来たら、花壇や植木鉢に定植します。
株分け
適期は、春(3~4月頃)か秋(9~10月頃)です。ある程度、大株に育ってから行いましょう。
①株を掘り上げるか、又は植木鉢から取り出して、土を落とします。
②根鉢(根と土が固まった部分)に、はさみなどで切り目を入れたら、手で株を割ります。

あまり細かく分けすぎると、株の再生に時間がかかってしまいます。
元株の大きさにもよりますが、私は、2~4株以内に分けることが多いです。
③それぞれの株を植え付けます。
植え付け
適期は、春(3~4月頃)か秋(9~10月頃)です。
市販の苗を購入する場合は、株元のぐらつきがなく、がっしりとしていて、葉が綺麗なものを選びましょう。
地植えの場合
①植え付ける場所の土に、堆肥や腐葉土を混ぜて良く耕しておきます。元肥の緩効性肥料を土に混ぜておきましょう。さらに水はけを良くするために、軽石小粒や川砂などを混ぜても良いです。
②植え穴を掘り、ポットから取り出した苗を入れて高さを調整します。
③周りにも土を入れたら、土の表面を手のひらで軽く押さえておきます。
④優しい水流で、たっぷりと水やりします。
鉢植えの場合
①植木鉢の底に、1.5cm位の高さまで鉢底石を敷きます。
②鉢底石の上に、鉢の高さの3分の1位の所まで土を入れます。元肥の緩効性肥料を土に混ぜておきましょう。
土は、水はけの良いものが適しています。市販の草花用培養土を使うか、赤玉土6:腐葉土3で配合した土でも大丈夫です。さらに水はけを良くするために、軽石小粒や川砂などを混ぜても良いです。
③土の上に、ポットから取り出した苗を置いて高さを調整します。
鉢の縁ぎりぎりまで土を入れるのではなく、鉢の縁から1.5cm位下に苗を植えた時の土の表面が来るように、ウォータースペースをあけておきます。
④周りにも隙間のないように土を入れたら、土の表面を手のひらで軽く押さえておきます。
⑤優しい水流で、鉢底から流れるくらい、たっぷりと水やりします。
植え替え
地植えの場合・・・特に植え替えの必要はありません。
鉢植えの場合・・・2年に1回程度、春又は秋に古い土を落として植え替えましょう。枯れた根などをカットして、一回り大きな鉢に植え替えるか、または、株分けをして、同じ鉢に植え替えても良いです。
水やり
乾燥には強く、過湿には弱いですので、水のやり過ぎに気を付けましょう。
地植えの場合・・・根付くまでは、土の表面が乾いたらたっぷりと水やりします。根付いた後は、水やりの必要はありませんが、何日も雨が降らず、乾燥が続く場合には、たっぷりと水やりします。
鉢植えの場合・・・土の表面が乾いたら、たっぷりと水やりします。

葉や花に水をかけないように、葉を持ち上げて株元の土に水やりすると良いのだっぴー。
肥料
やせ地でも育つくらいですので、あまり多くの肥料を必要としません。
植え付けの時に、元肥の緩効性肥料を土に混ぜておきましょう。
その後の追肥は、春と秋に緩効性肥料を株元に少量置き肥するか、又は月に1~2回程度、薄めた液肥を株元に施しましょう。

真夏は肥料が残らないように、肥料を切ってしまうのだっぴー。
病害虫
アブラムシ
新芽や蕾に付いて汁を吸い、株を弱らせてしまいます。見つけ次第、手で取り除くようにしましょう。
天然成分のスプレーです↓
必要な作業
切り戻し
お花が終わったら、伸び過ぎた場所や込み合った部分を切り取りましょう。蒸れを防いで、風通し良く育てることが出来ます。
その他
枯れた葉などがあれば、こまめに取り除いておきましょう。
まとめ
シレネ ユニフローラは、ぷっくりと膨らんだ優しい色合いのお花を咲かせてくれます。とてもかわいい形で愛らしいお花です。斑入りの葉も美しく、良く茂りますので、葉も楽しむ事が出来ます。夏の高温多湿の環境には、気を付ける必要がありますが、それ以外はほとんど手間がかからず育てやすいですので、初心者の方でも大丈夫です。かわいらしいですので、ぜひ育ててみて下さいね!おすすめです。
シレネ ユニフローラの育て方のポイントは・・・
- 日当たりと風通し、水はけの良い場所で
- 夏の高温多湿の環境に気を付けて
- 水のやり過ぎに気を付けて


あなたのお庭やベランダに、たくさんのシレネ ユニフローラのお花が咲きますように。


ユニークな形のお花がたくさん咲くのが、楽しみだなっぴー!

コメント