アルテルナンテラ レッドフラッシュの育て方/植え付けや挿し木、お手入れの仕方など

一、二年草

鮮やかな葉色が目をひく、アルテルナンテラ レッドフラッシュ。

秋には、丸い小さめのお花を咲かせてくれます。

今回の記事では、アルテルナンテラ レッドフラッシュの植え付けや挿し木、お手入れの仕方などについてご紹介します。

アルテルナンテラ レッドフラッシュはどんな花でしょう?

夏から秋にかけての間、常緑の鮮やかな葉色を楽しむことが出来るカラーリーフプランツです。葉は、暗紫色に明るいピンク色の斑の入ったものや、濃い桃色のもの、グリーンにクリーム色の斑が入ったものなどが混ざり、一つの株の中でさまざまな葉色を楽しむことが出来ます。

葉の色が華やかで、緑の植物の中でぱっと目をひきますよ!

葉色は、夏から秋へと季節が移り替わるにつれて、鮮やかな色から深みのある色へと、素敵に変化して行きます。

新しい葉は、緑色です。暗紫色の葉もあったりと、葉色の変化を楽しむことが出来ます。

10月頃になると、まっすぐに立ち上がった茎の、先に付いた葉の付け根の部分から花茎を伸ばして、白くて丸い小さなお花を咲かせてくれます。お花はセンニチコウに似ていて、花径1cm程度のお花の中に、小さなお花が密に集まっています。白い丸いお花と赤葉とのコントラストが、とても美しいです。

丸くてかわいいお花がたくさん咲いています!控えめなお花ですが、かわいいですよ。

原産地はインドやブラジルなどで、和名は「アカバセンニチコウ(赤葉千日紅)」です。アクセントのある色合いの葉は、単体で植えても華やかですが、ほかの草花と組み合わせて花壇に植えても、寄せ植えなどに利用しても素敵なアクセントになります。

本来は多年草ですが寒さには弱いですので、日本では一年草扱いになります。冬場は室内に取り込んで管理しましょう。

病害虫の心配がなく、初心者の方でも育てやすいです。

ふみぽん
ふみぽん

お花がセンニチコウに似ているので「アカバセンニチコウ」と名付けられたのですが、センニチコウとは別の植物ですよ。

ちーちゃん
ちーちゃん

日照時間が短くなると、花芽を作る性質(短日植物)なのだっぴー!

  アルテルナンテラ レッドフラッシュ 
科名   ヒユ科
特性   多年草
花期   戸外では10~11月頃
     室内では2月頃まで
草丈   20~50cm
耐寒性   弱
耐暑性   強

アルテルナンテラ レッドフラッシュの育て方は?

適した場所

日当たりと風通し、水はけのよい環境が適しています。

日当たりが良いほうが、葉色が美しく、花付きも多くなります。

夏越し

暑さには強く、特別な夏越しの対策は必要ありません。

夏の強い日差しに当たっても大丈夫です。

冬越し

寒さには弱く、5℃以上の気温までしか耐えることが出来ません。日本では一年草扱いですが、室内に取り込むことで、冬越しさせることができます。

霜に当たると枯れてしまいますので、冬前に早めに室内に取り込むようにします。地植えで育てている場合には、寒くなる前に植木鉢に植え替えて(鉢上げ)おきましょう。

冬の間は、室内の日当たりのよい場所で、やや乾かし気味に育てましょう。

ちーちゃん
ちーちゃん

室内では、2月頃までお花が咲くのだっぴー!

増やし方

挿し木で増やすことが出来ます。

挿し木

適期は、5~6月頃と9月頃です。

①ポットに、挿し木用の土か赤玉土を入れて、水で湿らせておきます。

②しっかりとした枝の先を5cm程度切り取り、先を軽くカットしたら、下の節に付いている葉を取り除き、残った葉は半分くらいの大きさにカットして挿し穂を作ります。

ちーちゃん
ちーちゃん

切り戻した枝で、挿し木しても良いのだっぴー!

③挿し穂の、葉を取り除いた下の節が土の中に隠れるように、ポットの土にさします。

④優しい水流で、たっぷりと水やりします。

*発根するまで、土を乾かさないように明るい日陰で管理します。ポットに十分に根が回ったら、花壇や植木鉢に定植します。

植え付け

適期は、春(4~5月頃)と秋(9~10月頃)です。

市販の苗を購入する場合には、株元のぐらつきがなく、全体的にがっしりとしていて葉が綺麗なものを選びましょう。

地植えの場合

①植え付ける場所の土に、堆肥や腐葉土を混ぜてよく耕しておきます。元肥の緩効性肥料も混ぜておきましょう。

②植え穴を掘り、ポットから取り出した苗を入れて高さを調整します。根鉢は崩さないようにしましょう。

③周りにも土を入れたら、土の表面を手のひらで軽く押さえておきます。

④たっぷりと水やりします。

鉢植えの場合

①植木鉢の底に、1.5cmくらいの高さまで鉢底石を敷きます。

②鉢底石の上に、鉢の高さの3分の1位の所まで土を入れます。元肥の緩効性肥料を混ぜておきましょう。

土は、水はけの良いものが適しています。市販の草花用培養土か、赤玉土6:腐葉土4で配合した土でも大丈夫です。

③土の上に、、ポットから取り出した苗を置いて高さを調整します。根鉢は崩さないようにしましょう。

鉢の縁ギリギリまで土を入れるのではなく、鉢の縁から1.5cmくらい下に、苗を植えた時の土の表面が来るように、ウォータースペースをあけておきます。

④周りにも隙間のないように土を入れたら、土の表面を手のひらで軽く押さえておきます。

⑤鉢底から流れるくらい、たっぷりと水やりします。

植え替え

冬越し出来た場合には、春(4~5月頃)に植え替えをして株をリフレッシュさせましょう。

根鉢を軽く崩して、一回り大きな植木鉢に、新しい土で植え替えましょう。

水やり

地植えの場合・・・植え付けた後、根付くまでは土の表面が乾いたらたっぷりと水やりします。根付いた後は特に水やりの必要はありませんが、何日も雨が降らず、乾燥が続く場合にはたっぷりと水やりします。

鉢植えの場合・・・土の表面が乾いたら、たっぷりと水やりします。

肥料

植え付けの時に、元肥の緩効性肥料を施しましょう。

その後の追肥は、春から秋(4~10月頃)の期間に、月に一度緩効性化成肥料を施すか、又は2週間に1度程度、薄めた液肥を施しましょう。生育が良くなり、葉色が美しく鮮やかになります。

病害虫

病害虫の被害は、ほとんどありません。

ちーちゃん
ちーちゃん

育てやすくて、助かるのだっぴー!

必要な作業

切り戻し

春から夏にかけての生育期に、草丈が伸び過ぎて草姿が乱れて来るようなら、草丈の半分くらいの位置で切り戻ししましょう。草姿がコンパクトに整い、枝数も増えます。

摘心(枝先を摘む)

成長して茎が伸びてきたら、摘心を繰り返すようにすると、枝数が増えてボリュームのある草姿になります。

まとめ

アルテルナンテラ レッドフラッシュは、とても鮮やかな葉色を長い期間楽しむことが出来ます。秋には、白い小さなお花も咲かせてくれます。お花は丸くてとてもかわいらしく、葉色とのコントラストも素敵です。我が家では、寄せ植えにしてみたり、単体で植えてみたりと、鉢植えで育てています。濃いピンク色の葉が、とても華やかでパッと目をひきますよ。ほとんど手間がかからずに、育てられますのでおすすめです。ぜひ育ててみてくださいね!

アルテルナンテラ レッドフラッシュの育て方のポイントは・・・

  • 日当たりと風通し、水はけの良い環境で
  • 適宜、肥料を施して
  • 冬場は室内に取り込んで
アニソドンティア シドイデスやセイヨウニンジンボク プルプレアなどと寄せ植えにしています。
ふみぽん
ふみぽん

あなたのお庭やベランダに、素敵なアルテルナンテラ レッドフラッシュが育ちますように。

おしゃれで華やかな色合いの葉ですよ!
ちーちゃん
ちーちゃん

素敵な色合いの葉が、元気に茂るのが楽しみだなっぴー!

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