バコパ(ステラ)の育て方/植え付けや夏越し、冬越し、お手入れの仕方など

多年草、宿根草

元気よく枝を伸ばして広がり、小さめのお花をたくさん咲かせてくれる、バコパ(ステラ)。

ガーデニング初心者の方にも、とても人気のあるお花です。

今回の記事では、バコパ(ステラ)の育て方、植え付けや夏越し、冬越し、お手入れの仕方などについてご紹介します。

バコパ(ステラ)は、どんな花でしょう?

枝を長く伸ばして、かわいい小花を株一面に咲かせてくれます。原産地は南アフリカで、常緑の多年草です。生育が早く、とても旺盛に横に広がります。

ピンク色のバコパ(ステラ)。花びらの中心付近が濃い色で、とてもかわいらしいです!

花色は、白、ピンク、紫、複色などがあり、咲き方も一重咲きや八重咲きのものがあります。花の大きさが、少し大きめのものもあります。葉に斑が入る品種もあります。四季咲き性でお花の咲く期間が長いですので、たくさんのお花を楽しむ事が出来ます。

枝は、枝垂れて伸びますので、花壇の縁やハンギングバスケットなどに植え付けると、とても素敵な咲き姿になります。また、小さな花は、他の草花との相性が良いですので、寄せ植えにして他の草花と組み合わせても素敵になります。

紫色の八重咲きのバコパは、とても華やかです。

おひとり様で植木鉢に植えても、かわいらしい上に存在感がありますのでおすすめです。

高温多湿の環境と、冬の寒さは苦手ですので、一年草として扱われる場合もあります。ですが、上手に管理すれば、毎年かわいらしいお花を楽しむ事が出来ます。

ふみぽん
ふみぽん

私は、地植えでも鉢植えでも育てたことがありますが、どちらかと言うと、鉢植えで育てた方が管理がしやすいですよ。

ちーちゃん
ちーちゃん

大き目の鉢に、2~3株をまとめて植えても、とても豪華なのだっぴー。

     バコパ(ステラ)   
科名   オオバコ科
特性   多年草
花期   9~12,1~6月
草丈   10~20cm程度
耐寒性   弱
耐暑性   やや弱

*ゴマノハグサ科で分類される場合もあります。

バコパの育て方は?

適した場所

日当たりと風通しの良い場所が適しています。

日が良く当たる場所で育てた方が花付きが良くなりますが、真夏の西日には当てないように気をつけましょう。

夏越し

真夏の高温多湿の環境は、少し苦手です。

真夏に強い日差しが当たる場所は避けて、水をやり過ぎないように育てましょう。

鉢植えの場合・・・軒下などの風通しの良い、半日陰の場所に移動させましょう。

地植えの場合・・・夏前に掘り上げて植木鉢に移植し、半日陰の涼しい場所で夏越しさせましょう。

梅雨の前くらいに、株全体を3分の1~半分程度の所で切り戻して、風通し良くしておきます。

ふみぽん
ふみぽん

夏越しは少し難しいですので、ばっさりと切り戻して、涼しい場所に置くのを忘れずに。実は私も、残念ながら数回、失敗しています(涙)。

冬越し

寒さには弱く、耐寒温度は5℃前後です。

鉢植えの場合・・・霜の当たらない軒下などに移動させるか、室内の明るい場所に取り込みましょう。

地植えの場合・・・晩秋に掘り上げ、植木鉢に植え替えて冬越しさせる方が無難です。

真冬の間は水やりの回数を少なめに、乾燥気味で育てましょう。強い霜には当てないようにしましょう。

増やし方

種まきと挿し芽、株分けで増やすことが出来ます。

種まき

適期は、3~5月頃です。

①底に穴の開いたトレーなどに、種まき用の土を入れて水で湿らせておきます。土は新しいものを使いましょう。

②土の上に、まばらに散らばるように種をまきます。覆土はせずに、土の表面を軽く手のひらで押さえておきます。

③優しい水流で水やりします。霧吹きなどを使って、水を吹きかけても良いです。

*発芽するまで、土を乾かさないように明るい日陰で管理します。発芽したら、日向に移動させましょう。

挿し芽

適期は、5~6月頃と9~10月頃です。

ふみぽん
ふみぽん

短命な多年草ですので、毎年挿し芽をして新しい苗を育てておくと安心です。私も、毎年挿し芽をしていますよ。

①ポットに、挿し木用の土か赤玉土を入れて水で湿らせておきます。土は新しいものを使いましょう。

②しっかりとした枝を切り取り、先端を軽くカットしたら、5cm程度ずつに切り分けます。下の節に付いている葉を取り除き、残った葉は半分くらいの大きさにカットして、挿し穂を作ります。

③挿し穂の、葉を取り除いた下の方の節が土の中に隠れるように、ポットの土に挿し穂をさします。

④優しい水流でたっぷりと水やりします。

*発根するまでは土を乾かさないように、明るい日陰で管理します。ポットの土に十分に根が回って来たら、花壇や植木鉢に定植します。

ちーちゃん
ちーちゃん

切り戻しした時の枝を、挿し芽に使うと良いのだっぴー。

株分け

適期は、春(3~5月頃)と秋(9~10月頃)です。

①株を掘り上げるか又は植木鉢から取り出して、軽く土を落とします。

②固まった根鉢に、はさみなどで切り目を入れたら、手で株を割ります。

ふみぽん
ふみぽん

あまり細かく分けすぎると、株の再生に時間がかかってしまいます。元株の大きさにもよりますが、私はざっくりと2~4株くらいに分けることが多いです。

③それぞれの株を植え付けます。

植え付け

適期は、春(3~5月頃)と秋(9~10月頃)です。

市販の苗を選ぶ場合は、株のぐらつきが無く、がっしりとしていて元気が良く、葉がきれいなものを選びましょう。

地植えの場合

ちーちゃん
ちーちゃん

枝が枝垂れて伸びるので、地植えにする場合は花壇の縁などに植えると良いのだっぴー。風通しも良く、育てられるのだっぴー。

①植え付ける場所の土に、堆肥や腐葉土を混ぜて良く耕しておきます。さらに水はけを良くするために、軽石小粒や川砂などを混ぜても良いです。

②植え穴を掘り、ポットから取り出した苗を入れて高さを調整します。根鉢は軽く崩しておきます。元肥の緩効性肥料を土に混ぜておきましょう。

③周りにも土を入れたら、土の表面を手のひらで軽く押さえておきます。

④優しい水流で、たっぷりと水やりします。

*横に良く広がりますので、株と株の間は20~30cm程度あけておきましょう。

鉢植えの場合

①植木鉢の底に、1.5cm位の高さまで鉢底石を敷きます。

②鉢底石の上に、鉢の高さの3分の1位の所まで土を入れます。元肥の緩効性肥料を土に混ぜておきましょう。

土は、水はけと通気性の良いものが適しています。市販の草花用培養土か、赤玉土中粒5:腐葉土3:酸度調整済みピートモス2で配合した土などでも大丈夫です。

③ポットから取り出した苗を置いて、高さを調整します。根鉢は軽く崩しておきましょう。

鉢の縁ぎりぎりまで土を入れるのではなく、鉢の縁から1.5cm位下に苗を植えた時の土の表面が来るように、ウォータースペースをあけておきます。

④周りにも隙間のないように土を入れたら、土の表面を手のひらで軽く押さえておきます。 

⑤鉢底から流れるくらい、たっぷりと水やりします。

植え替え

適期は、春(3~5月)と、秋(9~10月頃)です。

鉢植えで育てている場合は、鉢の土に根が回って来たら、一回り大きな鉢に土を落として植え替えましょう。(1~2年に一度が目安です。)

ちーちゃん
ちーちゃん

植え替えるタイミングで、株分けしても良いのだっぴー。

水やり

過湿には弱いですので、水のやり過ぎに気を付けましょう。葉や花に水をかけないように、葉を持ちあげて株元の土に水やりしましょう。

地植えの場合・・・根付くまでは、土の表面が乾いたらたっぷりと水やりします。根付いた後は、ほとんど水やりの必要はありませんが、何日も雨が降らず乾燥が続く場合には、たっぷりと水やりしましょう。

鉢植えの場合・・・土の表面が乾いたら、たっぷりと水やりしましょう。

肥料

花の咲く期間が長いですので、適宜肥料を施しましょう。

植え付けの時に、元肥の緩効性肥料を土に混ぜておきます。

その後の追肥は、春と秋に緩効性化成肥料を施すか、又は2週間に一回程度、薄めた液肥を株元に施しましょう。

ちーちゃん
ちーちゃん

夏場は、お花も弱っているので、肥料を切るのだっぴー。

病害虫

病害虫には比較的強いですが、時々、以下の様な害虫の被害があります。

アブラムシ

新芽や蕾に付いて汁を吸い、株を弱らせてしまいます。見つけ次第、手で取り除きましょう。

オンシツコナジラミ

葉裏に付いて汁を吸い、株を弱らせます。葉を揺らしたときに飛び立つ虫が成虫です。排せつ物にかびが生えて、「すす病」を発生させる事もあります。

必要な作業

花がら(咲き終わったお花)摘み

咲き終わったお花は、こまめに取り除いておきましょう。また、次のお花を咲かせてくれます。

梅雨に入る前に、株元から3分の1~半分程度の長さでばっさりとカットしましょう。蒸れや病害虫を防いで、風通し良く夏越しすることができます。

また、9月頃にも切り戻しておくと、脇芽が出て、秋にはまた、たくさんのお花を咲かせてくれます。

ふみぽん
ふみぽん

切り戻した直後に、肥料を施すと株がぐんぐん元気に育つのですが、夏前に切り戻した場合には、夏場の肥料は切った方が良いですので、肥料は施さないようにしましょう。秋に切り戻しした時には、すぐに肥料を施しておきましょう。

ちーちゃん
ちーちゃん

切り戻す時は、それぞれの枝に葉を残した状態でカットするのだっぴー!葉がなくなると、枯れてしまうことがあるのだっぴー。

摘心(枝先を切る)

植え付けた後に、枝が伸びて来たら先をカットしておきましょう。カットした部分の下の節から脇芽が伸びて来ます。その後も、何度か摘心を繰り返しておくと、ボリュームのある姿で、たくさんのお花を咲かせてくれます。

その他

枯れた葉などは、こまめに摘んでおきましょう。風通しが良くなります。

まとめ

バコパ(ステラ)は、かわいい小花を株いっぱいにたくさん咲かせてくれます。寄せ植えの前方に植えてみたり、ハンギングバスケットに植えてみたり、花壇の縁取りに使ってみたりと、用途が幅広くとても重宝します。私も、一重咲きの品種や八重咲きの品種を育てていますが、どちらのお花も大活躍しています。夏の蒸れと冬の寒さに気を付ける必要がありますが、とてもかわいいですので、おすすめです。ぜひ育ててみてくださいね!

バコパ(ステラ)の育て方のポイントは・・・

  • 日当たりと風通しの良い場所で
  • 夏の蒸れや冬の寒さに気を付けて
  • 適宜、切り戻しを行って
小さな植木鉢で育てています。奥のお花は、花かんざしです。
ふみぽん
ふみぽん

あなたのお庭やベランダに、たくさんのバコパ(ステラ)のお花が咲きますように。

生育がとても良く、元気がいいです。
ちーちゃん
ちーちゃん

たくさんのかわいい小花が咲くのが、楽しみだなっぴー!

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