おいしい実を、たくさん付けてくれるブラックベリー。
手間がかからず、とても育てやすい植物です。
今回の記事では、ブラックベリーの育て方、植え付けやお手入れの仕方などについてご紹介します。
ブラックベリーはどんな植物でしょう?
世界各地に広く分布する「キイチゴ」の仲間で、多くの品種があります。ほとんどはつる性で、とげのあるタイプとないタイプがあります。近年流通している品種は、とげのないタイプがほとんどです。ラズベリーとの交雑種もあります。

果実は、中に種がある小さな粒がたくさん集まったものです。黒く実った果実には、アントシアニンなどポリフェノールがたくさん含まれています。
ほとんど無農薬で育てられますし、つる性であれば、誘引する場所さえあれば育てられます。ピンク色のお花が咲きますが、受粉などは不要です。

冬には落葉して、つるだけになりますが、春になるとまた新芽が出て来ます。
実が付いた後のつるは、冬になると枯れてしまいます。新しく伸びたつるに、次の年に実がなります。

あまり手間がかからずに育てられますので、初心者の方でも大丈夫ですよ!

黒く熟した実を、ジャムにしてもおいしいのだっぴー。
| ブラックベリー |
| 科名 バラ科 |
| 特性 低木落葉性つる性植物、果樹 |
| 収穫期 6月下旬~8月中旬 |
| 草丈 1.5~3m |
| 耐寒性 強(北海道では難しい) 耐暑性 強 |
ブラックベリーの育て方は?
適した場所
日当たりと風通しの良い場所が適しています。
日当たりが悪いと、花付き(実付き)が少なくなってしまいます。
増やし方
挿し木で増やすことが出来ます。
栽培している株の場合は、つるの先端が伸びて地面に付いた節の部分から発根しますので、親株から切り離して掘り上げ、別の場所に植え付けることも出来ます。

私も、つるから発根した小苗を頂いて、育て始めましたよ!
挿し木
適期は、6~7月頃です。
①ポットに、挿し木用の土か赤玉土小粒を入れて、水で湿らせておきます。土は新しいものを使いましょう。
②元気に伸びているつるの先を5~6cm程度切り取り、先を軽くカットしたら、下の節に付いている葉を取り除き、残った葉は半分くらいの大きさにカットして挿し穂を作ります。

剪定したときのつるを使うと良いのだっぴー。
③葉を取り除いた下の節が土の中に隠れるように、ポットの土に挿し穂を挿します。
④優しい水流でたっぷりと水やりします。
*発根するまでは、土を乾かさないように明るい日陰で管理します。ポットの土に根が十分に回って来たら、花壇や植木鉢に定植します。
植え付け
適期は、冬(12~2月)頃です。
地植えの場合

お日さまが大好きなので、日当たりの良い場所を選んで植え付けるのだっぴー。
①植え付ける場所の土に、堆肥や腐葉土などを混ぜて良く耕しておきます。元肥の緩効性肥料を土に混ぜておきましょう。
②植え穴を掘り、ポットから取り出した苗を入れて高さを調整します。
③周りにも土を入れたら、土の表面を手のひらで軽く押さえておきます。
④優しい水流で、たっぷりと水やりします。
*生育が良いですので、周りの植物との間を広めにあけておきましょう。
鉢植えの場合
①植木鉢の底に、1.5cm位の高さまで鉢底石を敷きます。
②鉢底石の上に、土を入れます。元肥の緩効性肥料を土に混ぜておきましょう。
土は市販の草花用培養土か、赤玉土7:腐葉土3で配合した土で大丈夫です。
③土の上に、ポットから取り出した苗を置いて高さを調整します。
鉢の縁ぎりぎりまで土を入れるのではなく、鉢の縁から1.5cm位下に苗を植えた時の土の表面が来るように、ウォータースペースをあけておきます。
④周りにも隙間のないように土を入れたら、土の表面を手のひらで軽く押さえておきます。
⑤鉢底から流れるくらい、たっぷりと水やりします。
植え替え
適期は冬(12~2月頃)です。
地植えの場合・・・特に植え替えの必要はありません。
鉢植えの場合・・・2~3年に一度程度、土を落として同じ鉢に植え付けるか、一回り程度大きな鉢に植え替えましょう。つるは支柱などに誘因しておきましょう。
水やり
地植えの場合・・・根付くまでは、土の表面が乾いたらたっぷりと水やりします。根付いた後は特に水やりの必要はありませんが、何日も雨が降らず、乾燥が続く場合はたっぷりと水やりします。
鉢植えの場合・・・土の表面が乾いたら、たっぷりと水やりしましょう。

どちらの場合も、夏に水切れさせないように気をつけるのだっぴー!

我が家では地植えで育てているのですが、夏の収穫の時期に水を切らしてしまい、せっかく出来ていた実がしぼんでしまった事がありました(涙)。最近は夏の暑さが厳しく、土が乾燥しやすいですので気を付けてくださいね。
肥料
植え付けの時に、元肥の緩効性肥料を施します。その後の追肥は、地植えの場合も鉢植えの場合も、
2月頃(寒肥)・・・新芽の成長を促すために
6月頃・・・良い実がたくさん付くように
9月頃(お礼肥)・・・収穫後の生長のために、有機肥料か緩効性肥料を施しましょう。
病害虫
病害虫の被害はほとんどありませんが、まれに以下のような害虫の被害があります。
バラゾウムシ
黒い2~3ミリ程度の小さな虫です。蕾に穴をあけて汁を吸い、花の開花を妨げます。卵を産み付ける場合もあります。花をゆすると真下に落ちますので、新聞紙やコップなどで受け止めて捕殺します。
カイガラムシ
葉や茎に付いて汁を吸い、植物を弱らせてしまいます。茎や節などに、白い殻のようなものを見つけたら、歯ブラシなどでこすり落としておきましょう。

長年育てていますが、今まで病害虫の被害はないですよ。
必要な作業
収穫
6~8月頃に、実が黒く色付いたら収穫しましょう。

実を軽く引っ張ると、すぐに外れる位の時期に収穫すると、おいしいのだっぴー!
剪定
適期は、冬(12~2月頃)の休眠期です。
果実の収穫が終わったつるは、冬になると枯れてしまいますので、株元の所でカットしておきましょう。
新しく伸びたつるは、地際から2分の1~3分の1位の位置でカットしておきます。そうすると、カットした部分から脇芽が伸びて、たくさんの実を収穫することが出来ます。
勢いのない枝や細すぎる枝などがある場合も、カットしておきましょう。枝先が枯れてしまったつるは、枯れた部分をカットしておきます。

新しく伸びたつる(シュート)に、来年の実がなるのだっぴー。

冬の寒さに合うことで、花芽が作られる性質ですよ。
誘引
新しく伸びたつる(シュート)は、地面と平行になるように誘引しておきましょう。つるの節から新芽が伸びて、次の年にはたくさんの実が付きます。
まとめ
ブラックベリーはとても育てやすく、ほとんど植えっぱなしでも毎年実を付けてくれます。我が家では、20年ほど前に近所の方からいただいた苗を植えて育てています。今ではずいぶん大きく育ち、株が増えています。植え付けた場所が少し良くなかったのですが(日当たりがそれほど良い場所ではないのです)、それでも毎年、割と多くの実を付けてくれます。収穫したものは、冷凍して貯めておいて、ある程度まとまった量になったら、ジャムにして食べています。もちろん、そのままでも食べられますよ!ぜひ、育ててみて下さいね。おすすめです!
ブラックベリーの育て方のポイントは・・・
- 日当たりの良い場所で
- 収穫時期に、水切れさせないように気をつけて
- 肥料を適宜施して


あなたのお庭やベランダに、たくさんのブラックベリーの実がなりますように。


おいしいブラックベリーがたくさん収穫出来るのが、楽しみだなっぴー!

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