クモマグサの育て方/植え付けや夏越し、お手入れの仕方など

多年草、宿根草

かわいいお花をたくさん咲かせてくれる、クモマグサ。

もこもことした葉もとても魅力的です。

今回の記事では、クモマグサの育て方、夏越しの仕方や植え付け、お手入れの仕方などについてご紹介します。

クモマグサはどんな花でしょう?

茂った葉の間から花茎を伸ばして、先にお花を数輪ずつ咲かせてくれます。

もこもことクッション状に茂った常緑の葉には、たくさんの芽が集まっています。その、それぞれの芽から花茎を伸ばしますので、一斉に咲くととても華やかです。

たくさんのお花を咲かせてくれます!とてもかわいいお花ですよ!

整った形のお花は梅の花に似ていて、花径は2cm程度です。花色は、赤、ピンク、白などがあり、上を向いてお花を咲かせてくれます。

咲き始めの頃は、花色が濃いめです。

流通しているクモマグサの原産地は、ヨーロッパです。高山植物で、標高の高い場所の岩場などに生えていたものがほとんどですが、長年品種改良が繰り返されてきました。日本にもともと自生している「雲間草」は、かなり標高の高い岩場などに咲いているお花ですので、育てるのは難しく、ほとんど流通していません。

多年草で、寒さには強いのですが、夏の暑さを苦手とする植物です。夏越しさせるには注意が必要です。

ふみぽん
ふみぽん

我が家では、鉢植えで育てていますよ。とてもかわいい姿でお花を咲かせてくれます。

ちーちゃん
ちーちゃん

お店には、お花が咲いた状態の苗が2月頃から出回るのだっぴー。

    クモマグサ     
科名  ユキノシタ科
特性  多年草(山野草)
花期  4~5月 
草丈  10~20cm
耐寒性  強
耐暑性  やや弱

クモマグサの育て方は?

適した場所

日当たりと風通しの良い場所が適しています。一年を通して戸外で育てます。

日当たりが足りないと、徒長して(ひょろひょろと間延びした状態)しまいます。

夏越し

夏の高温多湿の環境は苦手です。

鉢植えで育てている場合は、梅雨から真夏の期間は、雨の当たらない軒下などの、半日陰の涼しい場所に移動させましょう。

地植えで育てている場合にも、夏の期間は遮光シートなどをかぶせておきましょう。

ちーちゃん
ちーちゃん

鉢植えで育てている場合は、夏の間は、育てている植木鉢を、もう一回り大きな鉢の中に入れて、隙間に軽石や土を詰める、二重鉢にしておいても良いのだっぴー。鉢の中の温度が上がりにくくなって、根に優しいのだっぴー。

冬越し

寒さには強いですので、特別な冬越しの対策は必要ありません。

増やし方

種まきと株分けで増やすことが出来ます。

種まき

適期は、2~3月頃です。

ちーちゃん
ちーちゃん

採種して、翌年に種まきすると良いのだっぴー!

①底に穴の開いたトレーなどに、種まき用の土を入れて水で湿らせておきます。土は新しいものを使いましょう。

②土の上に種をまきます。種はとても細かいので、川砂などを種に少量混ぜてから、土の上にまくと良いです。

③霧吹きなどで水やりをするか、トレーの下に、水を入れたお皿等を重ねて、底から水を吸わせるようにしましょう。(底面給水)

*発芽するまでは、土を乾かさないように明るい日陰で管理します。発芽したら日の当たる場所に移動させて、徒長(ひょろひょろと伸びる)を防ぎましょう。

株分け

適期は、5~6月頃です。

①株を掘り起こすか又は植木鉢から取り出し、10芽位ずつに手で分けます。

②それぞれの株を植え付けます。

ふみぽん
ふみぽん

蒸れに弱いですので、鉢植えの場合は毎年、株分けして植え替えましょう。地植えの場合は、2~3年に一度で大丈夫です。

ちーちゃん
ちーちゃん

株分けすると、隙間が空いて風通しが良くなるのだっぴー。

植え付け

適期は、5~6月頃です。市販の苗が出回る時期(2~3月頃)でも大丈夫です。

市販の苗を選ぶ場合は、葉がきれいで良く茂っているものを選びましょう。

ふみぽん
ふみぽん

地植えにも出来ますが、どちらかと言うと鉢植えの方が管理がしやすいですよ。

地植えの場合

①植え付ける場所の土に、堆肥や腐葉土を混ぜて良く耕しておきます。さらに水はけを良くするために、川砂や軽石小粒なども混ぜておきましょう。

②植え穴を掘り、ポットから取り出した苗を入れて高さを調整します。元肥の緩効性肥料を少量土に混ぜておきましょう。

ちーちゃん
ちーちゃん

水はけを良くするために、盛り土をして、周りより少し高い位置で植え付けると良いのだっぴー。

③周りにも土を入れたら、土の表面を手のひらで軽く押さえておきます。

⑤優しい水流で、たっぷりと水やりします。

ふみぽん
ふみぽん

葉などに水をかけないように、株元の土の部分に水やりしましょう。

鉢植えの場合

①植木鉢の底に、1.5cm位の高さまで鉢底石を敷きます。

②鉢底石の上に、鉢の高さの3分の1位の所まで土を入れます。元肥の緩効性肥料を少量、土に混ぜておきましょう。

土は、水はけと通気性の良いものが適しています。市販の山野草用の培養土を使うか、市販の草花用培養土に軽石小粒や川砂などを混ぜて水はけを良くしたものでも大丈夫です。

③土の上に、ポットから取り出した苗を置いて高さを調整します。

植え付け部分が、周りの土より少し高くなるように調整しましょう。水はけが良くなります。

④まわりにも隙間のないように土を入れたら、土の表面を手のひらで軽く押さえておきます。

⑤鉢底から流れるくらい、株元の土にたっぷりと水やりします。

ふみぽん
ふみぽん

私は、山野草を植える時には、根腐れを防ぐために、土に珪酸塩白土を混ぜています。ミリオンという名で市販されています。

植え替え

適期は、5~6月頃です。

鉢植えで育てている場合・・・毎年花が終わったら、蒸れを防ぐために10芽位ずつに分けて、株分けを兼ねて植え替えておきましょう。枯れた葉などがあれば取り除いておきます。

地植えで育てている場合・・・2~3年に1回程度、株分けして植え替えましょう。

ちーちゃん
ちーちゃん

過密にならないように、気を付けるのだっぴー。

水やり

過湿には弱いですので、水のやり過ぎには気を付けましょう。

水やりは少なめで大丈夫です。葉や花に水をかけないように、株元の土に水やりします。

地植えの場合・・・根付くまでは、土の表面が乾いたらたっぷりと水やりします。根付いた後は、水やりの必要はありませんが、何日も雨が降らず乾燥が続く場合は、水やりします。

鉢植えの場合・・・土の表面が乾いたら、水やりします。

肥料

あまり多くの肥料を必要としません。

植え付けの時に、元肥の緩効性肥料を少量、土に混ぜておきましょう。

その後の追肥は、春と秋に、緩効性肥料を株から少し離した所に、少なめに置き肥するか、又は2000倍位に薄めた液肥を月に2回程度、水やり代わりに施しましょう。

病害虫

軟腐病

高温多湿の環境でかかりやすいです。感染すると、腐って抜けてしまいます。水はけの良い土で、風通し良く育てて予防しましょう。

カイガラムシ

茎などに付いて汁を吸います。白い殻を見つけたら、歯ブラシでこすり落としておきましょう。

ハダニ

葉の裏側に付いて、汁を吸い、葉をかすり状にしてしまいます。葉の裏側に、霧吹きなどで水をかけると予防できますが、クモマグサは蒸れに弱いですので、薬剤を散布する方が無難です。

アブラムシ

茎や蕾などに寄生して汁を吸い、株を弱らせてしまいます。見つけたらすぐに取り除くか、ひどい場合は薬剤をまきましょう。

必要な作業

花がら(咲き終わった花)摘み

花がらは、こまめに摘んでおきましょう。風通し良く育てることが出来ます。

採種(種とり)

種をとる場合は、花がらを摘まずにそのまま残しておきます。茶色く枯れて実が割れて来たら、収穫しましょう。次の種まきの時期まで、紙袋などに入れて冷暗所で保管しておましょう。

剪定 

高温多湿には弱いですので、梅雨前(5~6月頃)に全体をざっくりと刈り込んで風通し良く夏越しさせましょう。

その他

枯れた葉などは、付け根の部分からこまめに取り除いておきましょう。蒸れを防ぐことが出来ます。

まとめ

クモマグサは、整った形のとてもかわいいお花を、たくさん咲かせてくれます。葉がもこもこと茂っている姿も、とても愛らしいです。お花の少ない時期に、園芸店やホームセンターで見かけるので、ついつい家に連れて帰りたくなるお花です。今まで何度か育てていますが、温暖な地域の我が家では、やはり夏越しが難しいです(涙)。ですが、懲りずにまた挑戦してみます!とてもかわいいですので、ぜひ育ててみてくださいね。おすすめです!

クモマグサの育て方のポイントは・・・

  • 日当たりと風通しの良い場所で
  • 水のやり過ぎに気を付けて
  • 夏の高温多湿の環境に気を付けて
たくさんのお花が咲くと、パッと明るくなりますよ!
ふみぽん
ふみぽん

あなたのお庭やベランダに、たくさんのクモマグサのお花が咲きますように。

お花が並んでいます。もこもことした葉やおしべもかわいいですよ。
ちーちゃん
ちーちゃん

たくさんのお花が咲くのが、楽しみだなっぴー!

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