かわいいピンク色のお花をたくさん咲かせてくれる、クレマチス コンテス・ド・ポシャール。
割と丈夫で育てやすく、バッサリと剪定出来る、新枝咲きのクレマチスです。
今回の記事では、クレマチス コンテス・ド・ポシャールの植え付けや増やし方、剪定の仕方などについてご紹介します。
クレマチス コンテス・ド・ポシャールはどんな花でしょう?
長くつるを伸ばして、ピンク色のかわいいお花をたくさん咲かせてくれます。お花の大きさは8~12cm程度の中輪種です。一重咲きのお花は、花びらが6~8枚程度で上を向いて咲いてくれます。

単独で植えても素敵ですが、バラなど他の植物と組み合わせてもとても豪華な景色になります。また、つる性ですので、フェンスや木などに誘因して育てると、素敵な景色を作ることが出来ます。
ジャックマニー系の新枝咲きの品種ですので、お花が終わったら地際から数節残してばっさりと剪定(強剪定)しておくと、また節からつるが伸びて、1か月半~2か月後位には、次のお花を咲かせてくれます。

割と丈夫で育てやすいですので、初心者の方でも大丈夫です。挿し木で増やすことも容易です。別名はコンテス・ド・ブウショウです。


我が家では、地植えと鉢植えの両方で育てています。地植えの方はラティスに誘因しています。鉢植えの方は、挿し木で増やしたもので、こちらは落葉樹に誘因していますよ。

地植えでも鉢植えでも、どちらでも大丈夫なのだっぴー。
| クレマチス コンテス・ド・ポシャール |
| 科名 キンポウゲ科 |
| 特性 耐寒性多年草(つる性植物) |
| 花期 5月下旬~ |
| 草丈 1.8~2.2メートル |
| 耐寒性 強 耐暑性 強 |
クレマチス コンテス・ド・ポシャールの育て方は?
適した場所
日当たり~明るい半日陰の、風通しの良い環境が適しています。
夏越し
鉢植えで育てている場合は、夏場は半日陰の涼しい場所に移動させましょう。
必要な場合は、朝夕2回の水やりを行いましょう。

朝に水やりしても、日中には葉がしんなりと垂れ下がっていることがあるのだっぴー。その場合は、夕方に涼しくなってから水やりするのだぴー。
冬越し
寒さには割と強いですが、寒冷な地域では、株元にマルチングするなどの防寒対策を行う方が無難です。
地上部が枯れた状態で冬越ししますので、地際でカットしておきましょう。春には地中から新しい枝が伸びます。地上部近くに残した枝の節からも、新芽が出てきます。
また冬場に乾燥し過ぎないように、気を付けましょう。
増やし方
挿し木で増やすことが出来ます。
挿し木
適期は、5~6月頃か9~11月頃です。

割と簡単に増やすことができるのだっぴー。剪定した枝を挿し木に利用しても良いのだっぴー。
①ポットに、挿し木用の土か又は赤玉土小粒を入れて水で湿らせておきます。土は新しいものを使いましょう。
②しっかりとしたつる(枝)を切り取り、先を軽くカットしたら、2~3節ずつに切り分けます。下の節に付いている葉を取り除き、残った葉は半分くらいの大きさにカットして挿し穂を作ります。
③挿し穂の、葉を取り除いた下の節が土の中に隠れるように、ポットの土に挿し穂を挿します。
④優しい水流でたっぷりと水やりします。
*発根するまでは、土を乾かさないように、明るい日陰で管理します。ポットの土に根が十分に回ったら、植木鉢に定植しましょう。(苗が小さい間は、植木鉢で育てましょう。)
植え付け
真夏を除いて、いつでも植え付け出来ます。
市販の苗を選ぶ場合は、株元のぐらつきがなく、がっしりとしていて葉が綺麗なものを選びましょう。

まだ苗が小さい間は、鉢植えで育てる方が良いのだっぴー!我が家でも、小さいうちに地植えにして、残念ながら消えてしまったことがあるのだっぴー(涙)。
地植えの場合

移植を嫌がりますので、一度植え付けたら植え替えは難しいです。地植えにする場合には、植え付ける場所を良く選びましょう。
①植え付ける場所を、40cm位の深さまで掘り、堆肥や腐葉土などを混ぜて良く耕しておきます。軽石小粒や川砂などを混ぜて、さらに水はけを良くしてもよいです。元肥の緩効性肥料を土に混ぜておきましょう。
②植え穴を掘り、ポットから取り出した苗を入れて高さを調整します。根鉢を崩さないようにしましょう。
つる(枝)の1~2節が土の中に埋まるように深植えにしましょう。

深植えにすると、土に埋まった節の部分からたくさんのつる(枝)が出て、花数が多くなるのだっぴー!
③周りにも土を入れたら、土の表面を手のひらで軽く押さえておきます。
④優しい水流でたっぷりと水やりします。
鉢植えの場合
根がまっすぐに長く伸びますので、深めの植木鉢に植え付けるのがおすすめです。
①植木鉢の底に、1.5cm位の高さまで鉢底石を敷きます。
②鉢底石の上に、鉢の高さの3分の1位の所まで土を入れます。元肥の緩効性肥料を土に混ぜておきましょう。
土は、水はけと水持ちの良いものが適しています。市販のクレマチスの土を使うか、赤玉土4:腐葉土3:鹿沼土3で配合した土でも大丈夫です。
③土の上に、ポットから取り出した苗を置いて高さを調整します。根鉢は崩さないようにしましょう。
つる(枝)の1~2節くらいが、土の中に埋まるように深植えにすると、枝数が増えてお花がたくさん咲きます。
④周りにも隙間のないように土を入れたら、土の表面を手のひらで軽く押さえておきます。
⑤鉢底から流れるくらい、たっぷりと水やりします。
*土が沈んできたら、足しておきましょう。
植え替え
適期は12~2月頃です。
根が直根性で、移植を嫌がります。
地植えの場合・・・植え替えはしないようにしましょう。
鉢植えの場合・・・鉢底から根が出て来たら(2~3年に一回程度が目安です)、古い土を落として新しい土に植え替えましょう。株がリフレッシュします。植え替える時には、根鉢を丁寧に取り扱いましょう。

植え替えると、翌年にはたくさんのお花を咲かせてくれるのだっぴー!
植え替えは、1~2回り程度大きな植木鉢に植え替える場合(鉢増し)と同じ植木鉢に植え替える場合(用土替え)とがあります。詳しい植え替えの方法は下の記事を参考にして下さい。↓

水やり
水を好みますので、土の表面が乾いたらたっぷりと水やりします。
特に蕾の時から開花中には、たくさんの水を必要としますので、水切れさせないように気を付けましょう。
夏場の乾燥にも気を付けましょう。
肥料
花芽を形成するのに、多くの肥料を必要とします。
植え付けの時に、元肥の緩効性肥料を土に混ぜておきましょう。
その後の追肥は、真夏と真冬を除いた3~10月の間に、緩効性肥料を1か月に一度施すか、薄めた液肥を月2回程度施しましょう。
また、冬場に寒肥を施しておくと、春に新芽が元気に生育します。

真夏は植物も弱っているので、肥料は切るのだっぴー

病害虫
立枯病
開花時期に突然、つるが茶色くしおれてしまう病気です。枯れた部分は、摘み取っておきましょう。

我が家のものも、突然しおれてしまうことがあるのだっぴー。
うどんこ病、葉枯病、さび病など
うどんこ病や葉枯病、さび病が発生しやすいですので、出来るだけ風通しの良い場所で育てましょう。ひどい場合は、殺菌剤を散布してもよいです。
アブラムシ
新芽や蕾について汁を吸います。病気を媒介することもありますので、見つけ次第、手で取り除きましょう。
ナメクジ
お花をボロボロにしてしまいますので、見つけ次第取り除きましょう。
ハモグリバエ
葉の中に入り込んで地図のような模様を描き、光合成を妨げます。模様の先端を指でつまんで潰すか、又は葉ごと摘み取っておきましょう。
天然成分のスプレーですので、安心です。↓
必要な作業
花がら(咲き終わったお花)摘み
お花が散り始めたら、花首のところでカットしておきましょう。そのままにしておくと、種が出来て株が弱ってしまいます。
剪定
花後の剪定・・・地際から、2~3節を残してカットしましょう。1か月半~2か月後くらいに、次のお花(2番花)を咲かせてくれます。
冬の剪定・・・2月頃に、充実した芽を残して地際でカットしておきましょう。

剪定するときは、節と節の真ん中あたりでカットするようにしましょう。詳しくは、上の記事を参考にしてみて下さいね。
誘引
ラティスやパーゴラなどの太い部分に、直接絡みつくことは出来ないですので、誘引して枝先をビニールタイなどで止めておきましょう。支柱を立てた場合にも、誘因して止めておきましょう。
その他
〇株元の乾燥を嫌がりますので、株元に他の植物を植えたり、腐葉土でマルチングしたりしておくと良いです。
〇枯れてしまった場合でも、数年経ってから突然また芽吹いて来ることがありますので、すぐに処分しないようにしましょう。

我が家でも、別の品種ですが、枯れてしまったと思っていたら、数年後にまたつるを伸ばしてお花を咲かせてくれた事があります!すぐに処分せずに、様子を見ると良いですよ。
まとめ
クレマチス コンテス・ド・ポシャールは、毎年かわいいピンク色のお花をたくさん咲かせてくれます。たくさんのお花が咲くと、とても見事になります。新枝咲きのクレマチスですので、花後にばっさりと刈り込むことが出来るのも、すっきりと気持ち良くて魅力的です。カットした所から、またつるを伸ばして次のお花を咲かせてくれます。挿し木も容易ですし、割と丈夫で育てやすいですので、初心者の方にもおすすめです。ぜひ育ててみてくださいね!
クレマチス コンテス・ド・ポシャールの育て方のポイントは・・・
- 日当たり~明るい半日陰の、風通しの良い場所で
- 水切れさせないように、気を付けて
- 植え付ける時には、1~2節位が土の中に隠れるくらい深植えにして
- 花後と2月頃に、ばっさりと剪定して
- 適宜、肥料を施して


あなたのお庭やベランダに、たくさんのクレマチス コンテス・ド・ポシャールのお花が咲きますように。


可愛いピンク色のお花がたくさん咲くのが、楽しみだなっぴー!


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