美女なでしこの育て方/植え付けや増やし方、お手入れの仕方など

多年草、宿根草

小さなお花が集まって、ボリューム感のあるお花を咲かせてくれる、美女なでしこ。

咲き進む姿も、とてもかわいらしいです。

今回の記事では、美女なでしこの育て方、種まきや植え付け、お手入れの仕方などについてご紹介します。

美女なでしこはどんな花でしょう?

株元から数本の花茎を立ち上げて、先に花径10cm程度のかわいいお花を咲かせてくれます。一つ一つのお花は1~2cm程度ですが、お花がたくさん集まって、一つのまるいお花のように見えます。「ひげなでしこ」とも呼ばれています。

小さなお花がたくさん集まっています。四季咲き性の品種です。

花色は、赤、白、黄、ピンク、複色、黒などと豊富にあります。花びらの縁にはギザギザとした細かい切れ込みが入っています。

すっきりと一株だけを育てても素敵ですが、色とりどりのお花がたくさん咲きそろった姿は、とても豪華で見ごたえがあります。和風の庭でも洋風の庭でも、どちらの庭で育てても素敵です。

「ひげなでしこ」と呼ばれるのが、良くわかります。花房の外側のお花から順に咲いて行きます。観察すると面白いです(笑)

花持ちが良いですので、長い期間お花を楽しむことが出来ます。切り花としても人気があります。

割と丈夫で生育が良いですので、初心者の方でも育てやすいです。

少しずつ咲き進んで行きます。

原産地はヨーロッパ南部です。本来は多年草ですが、夏の暑さにやや弱く、日本では一年草扱いとされることがあります。

ですが、夏越しが上手く出来れば、多年草として育てることが出来ます。

ふみぽん
ふみぽん

温暖な地域の我が家では、夏越しがなかなか難しいのですが、何度か夏越し出来たことがありますよ。

ちーちゃん
ちーちゃん

背丈の高い品種と低い品種があるのだっぴー。植え付ける場所に合わせた品種を選ぶと良いのだなっぴー。

       美女なでしこ
科名    ナデシコ科
特性    耐寒性多年草(秋まき一年草扱い)
花期    4~6月
草丈    30~60cm
耐寒性    強
耐暑性    やや弱

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美女なでしこの育て方は?

適した場所

日当たりと風通し、水はけの良い場所が適しています。

夏越し

夏の高温多湿の環境は、少し苦手です。

鉢植えで育てている場合には、梅雨の時期から真夏の期間は、風通しが良く、雨の当たらない半日陰の場所に移動させましょう。

ふみぽん
ふみぽん

夏越しは少し難しいのですが、梅雨の時期から真夏の間は、軒下など半日陰の場所に移動させて、水やりを控えめに育てましょう。夏越し出来ることがありますよ。

蒸れを防ぐために、枯れた下葉などはこまめに取り除いておきましょう。

また、夏の前(6~7月頃)に、株元から10cm位を残して全体を切り戻ししておきましょう。蒸れを防いで、風通し良く夏越し出来ます。

ちーちゃん
ちーちゃん

切り戻しする場合には、必ず茎に葉を残してカットするのだっぴー。

冬越し

寒さには強いですが、土が凍結してしまうと根が傷んで枯れてしまう事があります。

寒冷な地域で、鉢植えで育てている場合には、霜の当たらない軒下などに移動させましょう。地植えで育てている場合には、寒冷紗や腐葉土などでマルチングをしておく方が無難です。

増やし方

種まきと挿し木で増やすことが出来ます。

ちーちゃん
ちーちゃん

種まきから育てるのは、割と容易なのだっぴー。ぜひ挑戦して欲しいのだっぴー。

種まき

適期は、温暖な地域では秋まき(9~10月頃)、寒冷な地域では春まき(3~4月頃)です。

ふみぽん
ふみぽん

発芽温度は、20℃前後ですよ。

①底に穴の開いたトレーなどに、種まき用の土を入れて水で湿らせておきます。土は新しいものを使いましょう。

ポットに種まきする場合には、ポットの深さの3分の2くらいの所まで草花用培養土を入れた上に、種まき用の土を、1.5cm程度入れて(土を二層にして)水で湿らせておきます。この場合も、土は新しいものを使いましょう。

②土の上に、まばらに散らばるように種をまきます。種にごく薄く土をかぶせたら、土の表面を手のひらで軽く押さえておきます。

ポットに種まきする場合は、土の上にいくつか種をまいたらごく薄く覆土して、土の表面を手のひらで軽く押さえておきましょう。

ちーちゃん
ちーちゃん

好光性の種子なのだっぴー。発芽には光が必要なのだっぴー。

③種が流れないように、優しい水流でたっぷりと水やりします。

*発芽するまでは、土を乾かさないように明るい日陰で管理します。発芽したら、日向に移動させましょう。

*トレーなどに種まきした場合は、本葉が数枚出て来たら、ポットに植え替えましょう。ポットに種まきした場合は、適宜間引きながら育てましょう。

どちらの場合も、ポットの土に根が十分に回ったら、花壇や植木鉢に定植しましょう。

ふみぽん
ふみぽん

寒さが来る前に植え付けて、しっかりと根を張らせましょう。冬の寒さに合うと花芽を作りますので、冬になる前に植え付けて、ある程度大きく育てておきましょう。

挿し木

適期は、春(5~6月頃)か秋(9~10月頃)です。

①ポットに、挿し木用の土か赤玉土小粒を入れて、水で湿らせておきます。土は新しいものを使いましょう。

②しっかりとした茎の先を切り取り、先を軽くカットしたら、下の節に付いている葉を取り除き、残った葉は半分くらいの大きさにカットして、挿し穂を作ります。

③挿し穂の、葉を取り除いた下の節が土の中に隠れるように、ポットの土に挿し穂を挿します。

④優しい水流で、たっぷりと水やりします。

*発根するまでは、土を乾かさないように明るい日陰で管理します。ポットの土に根が十分に回ったら、花壇や植木鉢に定植します。

植え付け

適期は秋(9~10月頃)か春(4~5月頃)です。

ちーちゃん
ちーちゃん

秋に植え付けた方が、根がしっかりと張って大きく育つので、おすすめなのだっぴー!

市販の苗を購入する場合には、全体的にがっしりとしていて、株のぐらつきがなく、茎が多く出ていて葉が綺麗なものを選びましょう。

地植えの場合

①植え付ける2週間くらい前に、植え付ける場所の土に苦土石灰を混ぜて良く耕しておきます。堆肥や腐葉土も一緒に混ぜておきましょう。さらに水はけを良くするために、軽石小粒や川砂などを混ぜても良いです。

ふみぽん
ふみぽん

苦土石灰は、土の表面が全体的に白っぽくなるくらいの量をまいていますよ。

②植え穴を掘り、ポットから取り出した苗を入れて高さを調整します。元肥の緩効性肥料を少量土に混ぜておきましょう。

③周りにも土を入れたら、土の表面を手のひらで軽く押さえておきます。

④優しい水流でたっぷりと水やりします。

*蒸れには弱いですので、他の植物との間を広めに(20cm程度)あけておきましょう。

鉢植えの場合

①植木鉢の底に、1.5cm位の高さまで鉢底石を敷きます。

②鉢底石の上に、鉢の高さの3分の1位の所まで土を入れます。元肥の緩効性肥料を少量土に混ぜておきましょう。

土は水はけの良いものが適しています。市販の草花用培養土か赤玉土7:腐葉土3で配合した土でも大丈夫です。さらに水はけを良くするために、軽石小粒や川砂などを混ぜても良いです。

③土の上に、ポットから取り出した苗を置いて、高さを調整します。

鉢の縁ぎりぎりまで土を入れるのではなく、苗を植えた時の土の表面が、鉢の縁から1.5cm位下になるように、ウォータースペースをあけておきます。

④周りにも隙間のないように土を入れたら、土の表面を手のひらで軽く押さえておきます。

⑤鉢底から流れるくらい、たっぷりと水やりします。

植え替え

地植えの場合・・・植え替えはしなくても、大丈夫です。

鉢植えの場合・・・夏越しが出来て、鉢底から根が出ているようなら(目安は1~2年に一度程度)、春か秋に、一回り程度大きな植木鉢に古い土を落として新しい土で植え替えましょう。

水やり

少し乾燥気味を好みますので、水やりは控えめにしましょう。

地植えの場合・・・根付くまでは、土の表面が乾いたらたっぷりと水やりします。根付いた後はほとんど水やりの必要はありませんが、何日も雨が降らず、乾燥が続く場合にはたっぷりと水やりします。

鉢植えの場合・・・土の表面が乾いたら、たっぷりと水やりします。

肥料

植え付けの時に、元肥の緩効性肥料を少量土に混ぜておきます。

その後の追肥は特に必要はありませんが、生育の様子を見て必要であれば控えめに施しましょう。

夏前に一通りお花が咲き終わったら、切り戻しをして、少量の肥料を施しておきましょう。

病害虫

立枯病 

地面近くの茎が変色し、突然枯れてしまいます。カビが原因で起こる病気です。高温多湿や水はけが悪いと発生しやすいです。また連作(前年の同じ場所で育てる)で起こりやすいですので、連作はしないようにしましょう。

アブラムシ

新芽や蕾などに付いて汁を吸い、株を弱らせてしまいます。病気を媒介することもありますので、見つけ次第、手で取り除きましょう。

安心の薬剤です。↓

必要な作業

花がら(咲き終わったお花)摘み

花がらは、花房の下でカットしておきましょう。

摘心(枝の先をカットする)

高性の品種は春先に摘心しておくと、脇芽が伸びてたくさんのお花を咲かせてくれます。

切り戻し

梅雨の頃(6~7月頃)に全部のお花が、一通り咲き終わったら、茎を株元から10cm位の所で全体をカットしておきましょう。風通しが良くなり、蒸れを防いで夏越ししやすくなります。

ふみぽん
ふみぽん

切り戻しをするときは、必ず茎に葉を残してカットするようにしましょう。葉が残っていないと回復が遅くなり、枯れてしまうことがあります。

支柱立て

高性の品種は、倒れないように支柱を立てて支えておきましょう。

その他

枯れた葉などは、こまめに取り除いておきましょう。また、葉が込み合っているようなら、間引いておきましょう。

まとめ

美女なでしこは、小さなお花を集合させて、丸くボリュームのある姿でお花を咲かせてくれます。私は、このお花が外側から順に咲き進んでいく姿が好きで、良く観察しています(笑)。シックな色合いの赤花を育てることが多いですが、カラフルな色のお花も素敵です。花色が豊富ですので、お庭の雰囲気に合ったものを選ぶと良いですね。種まきからでも育てやすいですので、ぜひ挑戦してみてくださいね。かわいいですのでおすすめです!ぜひ育ててみて下さいね。

美女なでしこの育て方のポイントは・・・

  • 日当たりと風通し、水はけの良い場所で
  • 夏の高温多湿の環境に気を付けて、水やりは控えめで
  • 夏前に、切り戻しをして
花茎が立ち上がって、ひげのような蕾が見えるとワクワクします!黒っぽい葉がおしゃれな品種です。
ふみぽん
ふみぽん

あなたのお庭やベランダに、たくさんの美女なでしこのお花が咲きますように。

シックな赤花を育てることが多いです。とてもかわいくて、花持ちが良いですよ!
ちーちゃん
ちーちゃん

かわいいお花がたくさん咲くのが、楽しみだなっぴー!

高性の品種です。↓

矮性の品種です。↓

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