美しいお花をたくさん咲かせてくれる、クレマチス シロマンエ(白万重)。
緑色から白色へと変化する花色も楽しむことが出来ます。
今回の記事では、クレマチス シロマンエ(白万重)の育て方、植え付けや剪定、増やし方などについてご紹介します。
クレマチス シロマンエ(白万重)はどんな花でしょう?
フロリダ系の品種で、新旧枝咲き(新しい枝にも古い枝にもお花が咲く)のタイプです。中国に自生する「テッセン」の枝変わりで、とても人気があります。
つるを長く伸ばしながら、節々にたくさんのお花を咲かせてくれます。お花は、花径10cm程度の整った形の八重咲きで、花色は、咲き始めの頃は緑色っぽいのですが、次第に白色へと変化していきますので、色のグラデーションを楽しむことが出来ます。

お花の持ちがとても良いですので、長い期間楽しむことが出来ます。
上品なお花は、和風の庭でも洋風の庭でも、どちらでも良く似合います。地植えで育てても鉢植えで育てても、大丈夫です。
単独で植えても素敵ですが、バラなどの他の植物と組み合わせても、とても豪華な景色になります。つる性ですので、フェンスやオベリスクなどに誘因して育てると、素敵な空間を作ることが出来ます。

他の草花との相性も非常に良いですので、つるバラなどと組み合わせても素敵な景色になります。
返り咲きしますので、花が終わったら切り戻しをしておくと、また次のお花を楽しむことが出来ます。

我が家でも、もう何年もの間、毎年お花を咲かせてくれています。お花もとてもかわいいですし、葉も小さめで涼し気なので素敵ですよ!

我が家では、落葉樹に這わせて育てているのだっぴー。木の間から、ゆらゆらとかわいいお花を咲かせてくれているのだっぴー。
| クレマチス シロマンエ(白万重) |
| 科名 キンポウゲ科 |
| 特性 多年草、つる性植物 |
| 花期 5~10月 |
| 草丈 2~3メートル |
| 耐寒性 普通 耐暑性 普通 |
クレマチス シロマンエ(白万重)の育て方は?
適した場所
日当たりと風通しの良い場所が適しています。
一日中、日が強く当たる場所よりも、株元が半日陰になるような場所が良いです。

我が家では、ハナミズキの木に、つるを絡ませて育てています。
毎年、元気にお花を咲かせてくれています。

株元に日が強く当たると、地温が上がって、根が弱ってしまうのだっぴー!
夏越し
高温多湿の環境は少し苦手です。気温が30℃以上の日が続くと、葉が黄色く枯れてくることがあります。涼しくなって来ると、また葉が出てきます。
鉢植えで育てている場合には、夏場は半日陰の涼しい場所に移動させましょう。必要な場合は、朝夕2回の水やりを行いましょう。

朝に水やりしても、夕方には葉がしんなりと垂れ下がっていることがあるのだっぴー。そんな時は、夕方にも水やりするのだぴー。
冬越し
耐寒性は少し弱いです。冬の間は、葉が枯れた状態か又は少し残った状態になります。
温暖な地域の場合・・・戸外で冬越し出来ます。
寒冷な地域の場合・・・戸外での冬越しは少し難しいです。北風の当たるような場所は避けましょう。良く日の当たる場所で、株元にマルチングをしておくか、不織布で全体を覆うなどの防寒対策をしましょう。鉢植えで育てている場合は、日の当たる軒下などに移動させましょう。
またどちらの地域でも、冬場に乾燥させ過ぎないように、水やりに気を付けましょう。
増やし方
挿し木かつる伏せで増やすことが出来ます。
挿し木
適期は、5~6月頃か9~11月頃です。

剪定した枝を、挿し木に利用しても良いのだっぴー!
①ポットに、挿し木用の土かまたは赤玉土小粒を入れて、水で湿らせておきます。土は新しいものを使いましょう。
②つる(枝)の先端から、2~3節の所で切り取り、枝先を軽くカットします。つる(枝)を長めにカットした場合には、枝先を軽くカットしたら、2~3節ずつに切り分けます。
どちらの場合でも、下の節についている葉を取り除き、残った葉は半分くらいの大きさにカットして、挿し穂を作ります。
③挿し穂の、葉を取り除いた下の節の部分が土の中に隠れるように、ポットの土に挿し穂を挿します。
④優しい水流で、たっぷりと水やりします。
*発根するまでは土を乾かさないように、明るい日陰で管理します。ポットの土に根が十分に回ってきたら、植木鉢に定植しましょう。
つる伏せ
適期は4~7月頃です。
今年伸びたつるを倒して、親株とつながった状態のまま、節の部分を土の中に埋めます。節から根が十分に出て来たら、親株から切り離します。
植え付け
適期は、12~2月頃(クレマチスの休眠期)です。
市販の苗を選ぶ場合は、株元のぐらつきが無く、がっしりとしていて、葉が綺麗なものを選びましょう。
地植えの場合

苗が小さい間は、植木鉢で育てる方が良いですよ。十分に大きく育ったら、地植えにしましょう。地植えにする場合には、植え付ける場所を良く選びましょう。
①植え付ける場所の土を40cm位の深さまで掘り、堆肥や腐葉土などを混ぜて良く耕しておきます。軽石小粒や川砂などを混ぜて、さらに水はけを良くしてもよいです。
②植え穴を掘り、ポットから取り出した苗を入れて高さを調整します。元肥の緩効性肥料を土に混ぜておきます。
根鉢を崩さないようにしましょう。

つる(枝)の株元の1~2節が、土の中に埋まるように(深植え)にするのだっぴー。そうすると、埋まった節からたくさんのつる(枝)が伸びて、たくさんのお花が咲くのだっぴー!
③周りにも土を入れたら、土の表面を手のひらで軽く押さえておきます。
④優しい水流で、たっぷりと水やりします。
鉢植えの場合
深めの植木鉢に植えるのがおすすめです。
①植木鉢の底に、1.5cm位の高さまで鉢底石を敷きます。
②鉢底石の上に、鉢の他k差の3分の1位の所まで土を入れます。元肥の緩効性肥料を土に混ぜておきましょう。
土は、水はけと水持ちの良いものが適しています。市販のクレマチスの土を使うか、赤玉土4:腐葉土3:鹿沼土3で配合した土でも大丈夫です。
③土の上に、ポットから取り出した苗を置いて高さを調整します。根鉢は崩さないようにしましょう。
つる(枝)の株元の1~2節くらいが土の中に埋まるように、深植えにしましょう。
④周りにも隙間のないように土を入れたら、土の表面を手のひらで軽く押さえておきます。
⑤鉢底から流れるくらい、たっぷりと水やりします。
*土が沈んできたら、足しておきましょう。
植え替え
適期は、12~2月頃の休眠期です。
地植えの場合・・・植え替えはしないようにしましょう。

移植を嫌がる性質ですので、地植えの場合は、一度植え付けたら植え替えは難しいです。地植えにする場合には、場所を良く選びましょう。
鉢植えの場合・・・2~3年に一度程度、鉢底から根が出て来たら、古い土を落として新しい土に植え替えましょう。植え替える時には、根鉢を丁寧に取り扱いましょう。

鉢植えの場合は、植え替えるとリフレッシュするのだっぴー。翌年にはたくさんのお花を咲かせてくれるのだっぴー!
詳しい植え替えの方法は、こちらの記事を参考にしてみて下さい。↓

水やり
蕾の時期から開花中には、たくさんの水を必要とします。水切れさせないように気を付けましょう。
地植えの場合・・・根付くまでは、土の表面が乾いたらたっぷりと水やりします。根付いた後は、特に水やりの必要はありませんが、何日も雨が降らず乾燥が続く場合には、たっぷりと水やりします。
鉢植えの場合・・・土の表面が乾いたら、たっぷりと水やりします。特に夏場は乾燥しやすいですので、水切れさせないように気をつけましょう。また、冬の間も、回数を少なめに水やりして、水切れさせないように気を付けましょう。
肥料
植え付けの時に、元肥の緩効性肥料を土に混ぜておきましょう。
その後の追肥は、真夏を除いた3~10月の間に、緩効性肥料を1か月に一度施すか、薄めた液肥を月2回程度施しておきましょう。
また、芽が動き出す前の2月頃に、寒肥を施しておきましょう。春の芽吹きが良くなります。

真夏は肥料を切っておくのだっぴー。涼しい時期に肥料を施すのだっぴー。

私は、剪定をした後にも必ず、肥料を施していますよ。元気に芽を出してくれます。
安心安全の肥料について、ご紹介しています↓

病害虫
立枯病
急に株全体が茶色く枯れたようになります。一部であれば、しおれた部分を取り除いておきましょう。殺菌剤を散布しても良いです。
うどん粉病
茎や葉、蕾などに白い粉のようなものが一面に広がります。初期であれば、水で薄めた酢をスプレーしたり、鉢植えの場合は、風通しの良い場所に移動させたりします。
アブラムシ
新芽や蕾に付くことがあります。見つけ次第、手で取り除きましょう。
天然成分のスプレーですので、安心です↓
必要な作業
花がら(咲き終わったお花)摘み
お花が散り始めたら、花首のところでカットしておきましょう。そのままにしておくと、種が出来て株が弱ってしまいます。
剪定(切り戻し)
新旧枝咲きタイプですので、弱~中剪定が目安です。カットする部分は、節と節の真ん中辺りが良いです。

2~3節程度を残して大きく剪定しても良いのですが、そうすると次のお花が咲くまでに時間がかかってしまいます。私は、弱剪定にしていますよ。
花後の剪定・・・花首から1~2節下の辺りで、全体の長さの半分~3分の1程度の場所でカットしておきましょう。
冬剪定・・・枝先を数節だけカットする程度に(全体の長さの3分の2くらいを残す程度に)どとめておきましょう。
枯れている枝なども、カットしておきましょう。
春先の剪定・・・膨らんだ芽を残して、枝先の枯れた部分などをカットしておきましょう。
剪定の方法については、こちらの記事でもご紹介しています↓

誘因
ラティスやパーゴラなどの太い部分に直接絡みつくことはできませんので、誘因する場合は、枝先を止めておきましょう。支柱を立てる場合にも、誘因しておくと良いです。
その他
〇株元の乾燥を嫌がりますので、株元に背の低い草花を植えたり(密に植えすぎないように、風通しに気をつけましょう)、腐葉土や藁などでマルチングをしたり(3~5cm位敷く)すると良いです。
〇冬の間に、枯れた葉や枯れずに残った古い葉などはハサミでカットしておきましょう。病害虫の越冬場所を無くしておきましょう。
〇枯れてしまった場合でも、数年経った後に、突然また芽吹いて来ることがありますので、すぐに処分しないようにしましょう。

我が家でも、枯れてしまったと思っていたら、数年後にまたつるを伸ばしてお花を咲かせてくれた事があります!すぐにあきらめずに、様子を見ると良いですよ。
まとめ
クレマチス シロマンエ(白万重)は、八重咲きのとてもかわいいお花をたくさん咲かせてくれます。我が家でも、何種類かクレマチスを育てていますが、花持ちの良さは抜群ですので、とても長い期間、お花を楽しむことが出来ます。我が家では、ハナミズキの木の間で、ゆらゆらとお花を咲かせてくれていますよ。その姿が、とても可憐でお気に入りです。ぜひ、育ててみてくださいね!おすすめです。
- 日当たり~半日陰の、風通しの良い場所で
- 夏場に水切れしないように気をつけて
- 植え付けの時は、株元の1~2節位が土の中に隠れるくらい、深植えにして
- 適宜、剪定を行って


あなたのお庭やベランダに、たくさんのクレマチス シロマンエ(白万重)のお花が咲きますように。


かわいいお花がたくさん咲くのが、楽しみだなっぴー!

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