四季咲き性で、たくさんのお花を咲かせてくれるアイビーゼラニウム。
厚みのある、艶やかな葉も特徴です。
今回の記事では、アイビーゼラニウムの育て方、お手入れの仕方などについてご紹介します。
アイビーゼラニウムはどんな花でしょう?
葉の付け根から花軸を伸ばして、花茎3~5cmくらいのお花をまとまって咲かせてくれます。花色は赤、白、ピンク、複色などがあります。四季咲き性ですので、長い期間お花を楽しむ事が出来ます。(真夏はお花をお休みします。)

咲き方は、一重咲きのほか、八重咲きやバラ咲きなどがあります。
常緑の葉は、アイビーの葉の形に似ていて、厚みと光沢があります。葉に斑が入る品種もあります。伸ばしたツルは枝垂れて長く伸びますのでハンギングバスケットなどに植えると素敵になります。
南アフリカ原産の多年草です。別名は「ツバタゼラニウム」「ツタバテンジクアオイ」です。ヨーロッパでは窓辺に、このお花が咲き誇っている景色を良く見かけます。

わりと丈夫で育てやすいですが、夏の高温多湿と強い寒さには弱いです。ですが、暑さ寒さに気を付けて育てると何年もの間、元気にお花を咲かせてくれます。

我が家でも、もう何年も元気に育ち、かわいいお花を毎年咲かせてくれていますよ!

厚みのある葉が素敵なのだっぴー。
| アイビーゼラニウム |
| 科名 フウロソウ科 |
| 特性 多年草 |
| 花期 4~7月中旬、9月中旬~11月中旬 |
| 草丈 40~80cm |
| 耐寒性 普通~やや弱い 耐暑性 普通~やや弱い |
アイビーゼラニウムの育て方は?
適した場所
日当たりと風通しの良い場所が適しています。
夏越し
高温多湿の環境には少し弱いです。
鉢植えで育てている場合には、夏場は、直射日光が当たらない風通しの良い半日陰の場所に移動させて、乾かし気味に育てましょう。
また、梅雨時や長雨の時期には、雨が当たらない場所で育てる方が無難です。

夏前に切り戻しをして、風通し良くしておくのだっぴー。
冬越し
寒さにはあまり強くありません。
冬は室内に取り込み、窓辺などガラス越しに日の当たる場所で育てましょう。
温暖な地域では、強い霜に当たらなければ、屋外で冬越しできます。

温暖な地域の我が家では、冬の間は屋外の軒下で育てていますよ。特に寒い期間は、簡易ビニールハウスの中に入れています。水やりは控えめにしています。
増やし方
挿し木で増やすことが出来ます。
挿し木
適期は、6月頃か9~10月頃です。
①ポットに、挿し木用の土か赤玉土を入れて水で湿らせておきます。土は、新しいものを使いましょう。
②元気な茎の先を5~6cm程度切り取り、先端を軽くカットします。下の方の節に付いている葉を取り除き、残った葉は半分くらいの大きさにカットして挿し穂を作ります。
③取り除いた下の節が土の中に隠れるように、ポットの土に挿し穂をさします。
④優しい水流で、たっぷりと水やりします。
*発根するまでは、土を乾かさないように明るい日陰で管理します。
植え付け
適期は春(4~5月頃)と秋(9~10月頃)です。
市販の苗を選ぶ場合は、株元のぐらつきがなく全体的にがっしりとしていて、葉がきれいなものを選びましょう。
地植えの場合
①ややアルカリ性の土を好みますので、植え付けの2週間くらい前に植え付ける場所の土に、苦土石灰を混ぜて良く耕しておきます。堆肥や腐葉土も一緒に混ぜておきましょう。

私は、苦土石灰を混ぜる場合は、土の表面が全体に白っぽくなるくらい、まくようにしています。
②植え穴を掘り、ポットから取り出した苗を入れて高さを調整します。元肥の緩効性肥料を土に混ぜておきましょう。
③周りにも土を入れたら、土の表面を手のひらで軽く押さえておきます。
④優しい水流でたっぷりと水やりします。
鉢植えの場合
①植木鉢の底に、1.5cm位の高さまで鉢底石を敷きます。
②鉢底石の上に、鉢の高さの3分の1位の所まで土を入れます。元肥の緩効性肥料を土に混ぜておきましょう。
土は、水はけと水持ちが良く、通気性の良いものが適しています。市販の草花用培養土か赤玉土7:腐葉土3で配合した土に、川砂や軽石小粒を少し混ぜて水はけを良くしたものが良いです。
③土の上に、ポットから取り出した苗を置いて高さを調整します。
鉢の縁ぎりぎりまで土を入れるのではなく、鉢の縁から1.5cm位下に、苗を植えた時の土の表面が来るように、ウォータースペースをあけておきます。
④まわりにも隙間のないように土を入れたら、土の表面を手のひらで軽く押さえておきます。
⑤鉢底から流れるくらい、たっぷりと水やりします。
植え替え
適期は、春と秋です。真夏と真冬以外はいつでも大丈夫です。
1~2年に一度程度、1~2回りくらい大きな植木鉢に植え替えるか、土を落として同じ鉢に新しい土で植え替えましょう。
水やり
土が乾いたら、たっぷりと水やりをしましょう。
乾燥には強く、多湿は苦手です。水のやり過ぎには気を付けて、乾かし気味に育てましょう。
肥料
植え付けの時に、元肥の緩効性肥料を土に混ぜておきましょう。
その後の追肥は、春(4~7月頃)と秋(9~10月頃)に緩効性化成肥料を置き肥するか、又は2週間に一度程度、薄めた液肥を施します。
病害虫
カイガラムシ
茎の節の部分について、弱らせてしまいます。見つけたら、歯ブラシでこすり落としましょう。ひどい場合は、薬をまいても良いです。

我が家でも、節の所に白く付いていることが結構あります。気が付いたら、歯ブラシで落とす様にしています。歯ブラシであまり強くこすると、枝が折れてしまうこともありますので、気を付けて下さいね。
必要な作業
花がら摘み
お花がまとまって咲きますので、全部のお花が咲き終わったら、花軸ごと、茎の付け根の所で切り取っておきましょう。
剪定、切り戻し
夏前ごろ(6~7月頃)に、長く伸びた茎を地際から3分の1位の所で切り戻しておきましょう。風通し良く、夏越しする事が出来ます。

節の上の所で、必ず葉を残して切り戻すのだっぴー!葉が全部なくなってしまうと、枯れてしまうことがあるのだっぴー。

切り戻した後は、少し肥料を施しておきましょう。株が元気に回復しますよ。
枝の先を適宜ピンチしながら育てると、脇芽が出て花数が増え、株もコンパクトにまとまります。
その他
枯れた葉などは、こまめに取り除きましょう。蒸れを防いで、風通し良く育てることができます。
まとめ
アイビーゼラニウムはとても元気にツルを伸ばして、良くお花を咲かせてくれます。ツヤと肉厚のある葉もかわいらしいです。我が家では、ハンギングバスケットや植木鉢に植えて楽しんでいます。ぐんぐんとツルが伸びて行きますので、フェンスなどに這わせても素敵な景色になります。育てる手間があまりかからず、初心者の方でも育てやすいです。ぜひ育ててみてくださいね。おすすめです!
アイビーゼラニウムの育て方のポイントは・・・
- 日当たりと風通しの良い場所で
- 高温多湿と強い寒さに気を付けて
- 水をやり過ぎないように、乾かし気味に育てて


あなたのお庭やベランダに、たくさんのアイビーゼラニウムのお花が咲きますように。


たくさんのお花が咲くのが、楽しみだなっぴー!

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