背丈も花も小さくて、楚々とした風情のある原種チューリップ。
主張しすぎないかわいらしさは、他の植物との相性もバツグンです。
その上育てる手間もほとんどかからず、毎年咲いてくれます。
今回の記事では、原種チューリップの育て方や管理の方法についてご紹介します。

我が家の庭にも、何種類か植えていますよ。
手間いらずで、植えっぱなして毎年咲いてくれています!!

かわいいお花だなっぴー
原種チューリップは、どんな花でしょう?
一般的によく思い浮かべる大輪チューリップとは違って、原種チューリップは自然に自生する野性の品種やその交配種になります。お花も小さめで草丈も低めですので、とてもかわいらしい咲き姿です。

球根も小さく、葉も細くてとても繊細な感じがしますが、見た目と違って丈夫で育てやすいです。

花壇に植えても、鉢植えにして育てても、どちらでも大丈夫です。どちらの場合も、前方で他の草花と組み合わせると、春の素敵な風景になります。
日当たりと水はけの良い場所なら、球根を2~3年程度植えっぱなしにしていても、毎年咲いてくれます。

手間がかからないのは、助かるのだっぴ―
| 原種チューリップ | |
| 科名 ユリ科 | |
| 特性 耐寒性球根 | |
| 花期 温暖地 3月中旬から4月下旬頃 寒冷地 5月上旬頃まで | |
| 草丈 15~25cm | |
| 耐寒性 強 耐暑性 強 |
原種チューリップの育て方は?
基本的に植えっぱなしで良く、あまり手間がかかりません。
適した場所
日当たりと風通しの良い環境が適しています。
土質は水はけの良い土なら特に選びません。市販の培養土で大丈夫です。
湿気の多い場所では、盛り土をして、周りより少し高めの位置で植えて、排水を良くするとよいでしょう。
植え付け
日当たりと水はけの良い場所に植えます。
球根の植え付けは、10月~11月頃が適しています。(気温15℃前後)
早く植えすぎると暑さで溶けてしまうので、秋に涼しくなってから植え付けましょう。
球根は冬の寒さに当たることで、花芽が伸びて、春(または翌年)にお花が咲きます。

私は、もう少し遅い時期の12月頃に植え付けましたが、問題なく咲いていますよ。
少し植え付けが遅くなっても大丈夫です。

春にポットなどで流通するものは、生産時に寒さに当てているので、そのまま植え付けるだけで開花しますよ。
庭植え

①球根を植えるあたりの土を、20~30㎝の深さまで全体に耕しておきます。
培養土や堆肥、腐葉土などを入れ、耕した土と混ぜておきます。
②20㎝位の穴を掘ったら、底から4分の1の高さまで土を入れます。元肥の緩効性肥料を混ぜておきましょう。
⓷その上に5㎝くらい、肥料の入らない耕しておいた土を入れます。(球根に直接肥料が当たらないようにします。)
④その上に球根を並べましょう。

球根の茶色い皮は、剥ける範囲で剥いておく方がいいのだっぴー。
給水が良くなって、根が出やすくなるのだっぴー

原種系チューリップは、固い球皮(茶色の皮)で覆われているものが多いです。
ハサミなどで皮の一部を取ってから、球皮をむく場合もあります。
⑤植える深さは、球根の上部から表面の土までが5cm位になるようにします。

球根の高さの3倍の深さと言われているのだっぴ―
球根と球根の間隔は、一般的には10~15cm位取ります。

私は少し密に植えるのが好きなので、原種チューリップの場合3~5㎝くらいの間隔にしています。お庭の事情やお好みで、少し間隔を狭くしても大丈夫ですよ。
⑥球根の上に肥料の入らない土をかぶせて、球根を埋めます。
地表よりも少し盛り上げて土を被せておくと水はけが良くなります。
⑦優しい水流で、たっぷりと水やりをします。
鉢植え

①鉢の底に、鉢底石を入れます。(鉢の4分の1程度の高さまで)
②肥料を混ぜた土を入れます。(鉢の4分の1程度の高さまで)
⓷肥料の入らない土を入れます。(鉢の4分の2程度の高さまで)
④球根を並べましょう。15cmの植木鉢に3球位が目安です。
⑤肥料の入らない土で覆土します。土の表面に、球根の上部が見えない程度の深さにします。
⑥鉢底から流れるくらい、たっぷりと水やりをします。
植え替え
毎年掘り上げる必要はありませんが、込み合ってくるようでしたら、植え替えましょう。

もし掘り上げる場合には、葉が付いている間に掘り上げましょう。葉が枯れてしまうと、どこに球根が埋まっているのか、分からなくなってしまいます。
水やり
球根を植え付けた直後は、たっぷりと水やりをしましょう。
その後は、土の表面が乾いたら、水やりをすると良いでしょう。
水をやりすぎると、球根が腐って咲かなくなります。
また、水やりを忘れて土が乾燥してしまうと、根が伸びず生育が悪くなります。(特に冬の間、鉢植え球根の水切れに注意しましょう。)

球根を植えた同じ植木鉢にパンジーやビオラを植えておくと、水やりを忘れずに済みますよ!
肥料
あまり多くの肥料を必要としません。
植え付けの時に、元肥の緩効性肥料を施しましょう。
その後の追肥は、月に一度程度、薄めた液肥を施しましょう。芽が出てから葉が枯れるまでの間で大丈夫です。
病害虫
新芽にアブラムシが付きやすいですので、見つけたら早めに除去します。
風通しの悪い場所や水はけの悪い場所では、灰色かび病が出やすくなります。風通し良く育てましょう。
必要な作業
花が終わったら、花がらを摘んでおきましょう。花の下あたり(子房の下)で折り取っておくようにします。
葉が黄色く枯れてきたら。水やりは控えて乾き気味に保ち、球根が腐らないようにしましょう。
花後の葉で光合成をして養分を蓄えるので、葉は切らずに枯れるまでそのまま残します。

宿根草を同じ場所に植えておくと、枯れた葉の目隠しをしてくれますよ!

原種チューリップの葉は小さいものが多いので、枯れても目立ちにくいのだっぴ―

「ティンカ」です。原種チューリップは、とても可憐ですので、いろいろな種類を植えています。
まとめ
原種チューリップは、とてもかわいらしいお花を毎年咲かせてくれます。可憐な上に、球根が小さめですので、植える場所を大きく取らなくて済むところも助かります。我が家では、ほとんど植えっぱなしにしているのですが、毎年春を忘れずに顔を出してくれています。とても育てやすいですのでおすすめです!ぜひ育ててみてくださいね。
原種チューリップの育て方のポイントは、、、
- 日当たりと風通し、水はけの良い場所で
- 水のやりすぎと冬の水切れに気を付けて
- 花が終わったら、花の下から花がらを摘み取って
- 花が終わっても葉は切ったりせず、枯れるまでそのままにしておいて


あなたのお庭やベランダに、毎年かわいい原種チューリップが咲きます様に。

春にたくさんのお花が咲くのが、楽しみだなっぴー!!


コメント