かわいい星形のお花を咲かせてくれる、オーニソガラム。
花持ちが良く、切り花としても人気があります。
今回の記事では、オーニソガラムの育て方、球根の植え付けやお手入れの仕方などについてご紹介します。
オーニソガラムはどんな花でしょう?
細長く伸びた葉の間から花茎を伸ばして、先に星形のお花をいくつも咲かせてくれます。和名は「オオアマナ」で、英名は「スター・オブ・ベツレヘム」です。英名のスター・オブ・ベツレヘムは、クリスマスツリーの先端の飾りとして知られています。美しい星形のお花を付けることから、この名で呼ばれています。

花色は、品種によって白、オレンジ、黄、ピンクなどがありますが、代表的な品種のウンベラータムは、花径3cm程度の純白の小さめのお花を咲かせてくれます。どの品種も花持ちが良く、切り花としても人気があり、アレンジメントやウエディングフラワー等にも利用されます。

原産地は地中海沿岸地域やアジア、アフリカなどです。原産地によって、耐寒性の品種と半耐寒性の品種があります。
耐寒性の品種は、植えっぱなしでも良く育ち、丈夫で生育も旺盛で良く増えますので初心者の方でも育てやすいです。
半耐寒性の品種は、霜などに当たると枯れてしまいますので、球根を購入する際には、植え付ける環境に合ったものを選ぶと良いです。


我が家では、ウンベラータムを育てています。もうかなり長年、毎年お花を咲かせてくれていますよ!

種が飛んで、思わぬところから顔を出してくれているのだっぴー!
オーニソガラムの主な品種
ウンベラータム
白花で、耐寒性と耐暑性があり、とても丈夫な品種です。
ダビウム
南アフリカが原産の品種で、黄色やオレンジ色のお花を咲かせてくれます。花持ちがとても良いです。半耐寒性の品種です。
ヌタンス
緑色の花びらのお花を咲かせます。花びらの縁が白いですので、とてもおしゃれな雰囲気のお花です。
ソンデルシー
草丈が1メートル程度にもなる、背の高い品種です。お花は白花で、緑色の雌しべと冠の様な白い花びらが可愛らしいです。7~8月にお花が咲きます。
| オーニソガラム |
| 科名 ユリ科(キジカクシ科) |
| 特性 耐寒性~半耐寒性球根植物 |
| 花期 4~5月(春咲き品種)、7~8月(夏咲き品種) |
| 草丈 10~100cm(品種による) |
| 耐寒性 強~普通(品種による) 耐暑性 普通 |
オーニソガラムの育て方は?
適した場所
日当たりと水はけの良い環境が適しています。
日当たりが悪いと、お花が咲かないことがありますので気を付けましょう。
夏越し
6~9月頃は休眠期ですので、涼しく風通しの良い場所で夏越しさせましょう。
過湿には少し弱いですので、水やりは控えて乾燥気味に管理します。
梅雨の長雨に当たると、球根が腐ってしまうことがあります。鉢植えで育てている場合には、雨の当たらない軒下などに移動させましょう。
冬越し
耐寒性の品種・・・戸外で問題なく冬越しが出来ます。
半耐寒性の品種・・・霜に当たると枯れてしまいますので、鉢植えで育てて、冬場は室内の日の当たる場所に取り込みましょう。
冬場は、水やりの回数を少なめにして育てましょう。
増やし方
分球で増やすことが出来ます。

種まきで増やす事も出来ますが、時間がかかりますので、分球で増やすのが一般的です。
分球
葉の半分くらいが黄色く枯れて来たら、球根を掘り上げます。
親球の周りに子球がたくさん付きますが、掘り上げる時に土の中に子球を取り残さないようにしましょう。
分球した球根は、ネットの袋などに入れて、次の植え付けの時期まで、戸外の風通しの良い涼しい場所に吊るしておきましょう。
植え付け
春咲きの品種は10月~11月頃、夏咲きの品種は4~5月頃が適期です。

半耐寒性の品種を育てる場合は、鉢植えで育てた方が、鉢を移動させられますので、管理がしやすいですよ。
品種によって草丈が違いますので、植え付ける場所に合ったものを選びましょう。
地植えの場合
①植え付ける場所の土に、堆肥や腐葉土などを混ぜて良く耕しておきます。さらに水はけを良くするために、川砂や軽石小粒を混ぜても良いです。
②土の表面を平らにしたら、植え穴を掘り球根を入れます。球根と球根の間隔は、10~15cm程度あけておきます。植え付ける深さは、7cm程度にします。元肥の緩効性肥料を少量、土に混ぜておきましょう。
③球根の上に土をかぶせたら、土の表面を手のひらで軽く押さえておきます。
④優しい水流で、たっぷりと水やりします。
私は、軽石小粒に日向土を使っています↓
鉢植えの場合
4~5号(直径12~15cm)の植木鉢に、4~6球程度が目安です。
①植木鉢の底に、1.5cm位の高さまで鉢底石を敷きます。
②鉢底石の上に、鉢の高さの3分の1位の所まで土を入れます。元肥の緩効性肥料を少量、土に混ぜておきましょう。
土は水はけの良いものが適しています。市販の草花用培養土を使うか、赤玉土7:腐葉土3で配合した土に、川砂や軽石小粒を混ぜた土でも大丈夫です。
③土の上に、球根を並べます。植え付ける深さは、球根一個分の土が球根の上にかぶる程度にします。

球根を植え付けた後の土の表面が、鉢の縁から1.5cm位下になるように、ウォータースペースをあけておくのだっぴー。
④球根の上に土をかぶせたら、土の表面を手のひらで軽く押さえておきます。
⑤鉢底から流れるくらい、たっぷりと水やりします。
植え替え
地植えの場合・・・数年間は植え替えの必要はありません。込み合ってきた場合には、植え替えましょう。(目安は3年に一度程度です)分球を兼ねて植え替えても良いです。
鉢植えの場合・・・花付きが悪くなり、花も小さくなってしまいますので、毎年球根を掘り上げる方が良いです。球根を掘り上げたら、周りに付いている子球を取り外して、新しい土で植え替えましょう。
水やり
乾燥した場所を好みますので、水のやり過ぎに気を付けましょう。
春咲きの品種は、夏の間(6~9月頃)は休眠期ですので、水やりの必要はありません。
それ以外の期間は、
地植えの場合・・・ほとんど水やりの必要はありませんが、何日も雨が降らず、乾燥が続く場合には水やりします。
鉢植えの場合・・・土の表面が乾いたら水やりしましょう。
また、休眠期が終わった11月頃~冬の期間は、水やりの回数を少なめにして乾燥気味に育てましょう。
肥料
あまり多くの肥料を必要としません。
植え付けの時に、元肥の緩効性肥料を少量、土に混ぜておきましょう。
その後の肥料は、特に必要ありません。
病害虫
ほとんど病害虫の被害はありませんが、まれに以下の様な被害があります。
白絹病
水はけが悪い環境で発生しやすいです。地際に白い菌糸が張られて、植物を腐らせ、枯らせてしまいます。まわりの植物にも感染しますので、発生した場合は、残念ですが株ごと処分しましょう。
アブラムシ
蕾や花に付くことがあります。汁を吸い、株を弱らせてしまいます。病気を媒介することもありますので、見つけ次第、手で取り除きましょう。
必要な作業
花がら(咲き終わったお花)摘み
咲き終わったお花は、花茎ごと株元の所でカットしておきましょう。(咲き終わったお花をそのままにしておくと種が出来てしまい、球根が太りません。)
葉は、光合成をさせて球根を太らせるために、自然に枯れるまでそのまま残しておきましょう。
球根の掘り上げ
球根を掘り上げる場合は、6月頃に葉の半分くらいが黄色く枯れて来たら掘り上げます。掘り上げた球根は、次の植え付けの時期まで、できるだけ涼しい場所で保管しておきましょう。

休眠の時に30℃を超してしまうような暑い場所だと、花芽が作られないので気を付けるのだっぴー!
まとめ
オーニソガラムはとても可愛らしく、整ったお花を咲かせてくれます。私は、ウンベラータムという品種を地植えで育てていますが、ほとんど植えっぱなしで、毎年かわいいお花を咲かせてくれます。種が飛んで、こぼれ種でも増えていますよ。とてもかわいいですし、花もちも良いですのでおすすめです。初心者の方でも育てやすいですよ。他の品種も、機会があれば育ててみたいと思っています。ぜひ、育ててみて下さいね。おすすめです!
オーニソガラムの育て方のポイントは・・・
- 日当たりの良い場所で
- 水のやり過ぎに気を付けて
- 葉は枯れるまで、そのまま残して


あなたのお庭やベランダに、たくさんのオーニソガラムのお花が咲きますように。


たくさんのお花が咲くのが、楽しみだなっぴー!

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